子供の記憶に残って欲しいな
たまにお菓子を作る。
簡単なモノだけど、作るのも食べるのも好きだ。
私が子供の頃の記憶の母は、たこ焼き器でホットケーキの元を流し込んで、まあるいケーキを焼いてくれた。
近くには駄菓子屋さんがあったけど、ケーキ屋さんは無い。
小さな横長な台所で母は作ってくれた。
いつも思い出すのは、天気が良くて、少しだけ微笑みながら、作ってくれた。
貧しい生活だったのだろうけど、子供だったからか、その辛さは残ってない。
今日は、テキトーにいれた材料で焼いてみた。
味は…イマイチと思ったのだけど、子供には思いのほか、ウケた。
「これ、美味いね!」と、食べ盛りの兄弟はバクバク食べた。
良かった。
子供が大人になった時、たまに思い出して欲しい。
その記憶には、晴れた日に料理をしながら、少しだけ口元が笑っている母の様に、私も同じ顔をしてるといいな。