満開はちょっと…〜葉桜の方が落ち着く理由
桜が満開…本当に私個人の見解なのだが、昔から満開の桜は苦手で葉桜が好き。満開の桜はなんだかピンクがキツすぎて「むき出し」感があって、見てて少し恥ずかしくなるようなムラムラするような…そもそも、葉っぱがないのに木の茶色と花のピンクの二色って乱暴ではないか!?
葉桜くらいの奥ゆかしさがちょうど良い、ずっとそう思っている。
幼稚園児がお花の絵を描くときに、茎や枝(緑か茶色)と葉っぱ(緑)と花(赤白黄色など)と三色くらいで描くはずなのだが、桜の場合は木と花=茶色とピンクになるのがよくよく考えると、木から直接「いきなり」花が生えているんじゃん!?
違和感しかないww
梅や桜など一定の樹木は、葉っぱが茂る前に最初に花が咲く。
葉桜、というように桜は花が散りかけの時から葉っぱが生えてきて夏にかけて生い茂る。
花が先で葉っぱが後、そういう認識が一般的なようだ。
なぜそんなことが起こるのか、ご存知ですか?
実は花が先で葉が後なのではなく、越冬芽といって桜の花の蕾(つぼみ)は秋に作られる。
新緑の5月から夏にかけて葉っぱが生き生きと茂り、秋に花の芽をつけるわけだが、そこでは咲かずに冬を越し、春に咲くという性質を持っているのです。
つまり私たちが春の到来!とテンション高く眺めている桜の花は去年のターンのフィナーレということで、木→葉っぱ→花の本来の植物的な順番が崩れているわけではなく、いきなり前作のラストシーンがオープニングに持ってこられているだけなのだということなのです。
例えるなら、2台のレーシングカー、必ず先を行く葉っぱ号と後からついていくはずのお花号が、なぜか順番入れ替わってお花号が先を走っている。お花号は葉っぱ号から栄養もらっているから後ろと決まっているはずなのに、なぜ!?と思っていたら、お花は一周遅れだった!という感じ(笑)
身体のこと健康のこと不調のこと、お気軽にご相談ください!
(株)ニューログリア脳神経科学研究所
代表取締役 小林昌彦
オーストラリア王立メルボルン理科大学医学部卒業
スリランカ国立アンパーラ病院にて神経内科医として勤務
現在自然医学の治療院として、古代インド医学アーユルヴェーダ、東洋医学、古代インディアン医学などを研究統合して実践しています。
ご相談、治療のご予約はお電話かメールにて。
やぎやま徒手医学研究所【完全予約制】
岐阜県各務原市松が丘1−109
08036406834
umagiatles@gmail.com
臨床センター
はざま徒手医学研究所【完全予約制】
あたご徒手医学研究所【完全予約制】