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としべえ@ぷち作家
2016年2月17日 21:31
そこにある何かをみんながつかもうとしている じぶんのものにしようとしているいつか聴いたドラムのビート心揺さぶる真実の言葉異国の空の荒涼とした輝きそこにあるのに掴めない何かをじぶんのものにしようとあがいてじだばたとしてぼくらは調子の狂うドラムのキックだれにも届かないよじれた寝言ピントのぼけた無数の写真そこにあるものを掴まなくていいのだといつか気づいたときこそがきみ
2016年4月1日 20:13
[全文無料です]すこしおもたいのがきたのでおちついてことばにしてみるいきるということにはなんのいみもないんだまわりからいわれたことをとりいれてじぶんでこれがいきるいみだときめたいじょうのことはいきるべきりゆうというものがそんなようなものなのでいきるということにきちんとつながっていないぼくのようなそんざいはふとしたはずみでかんたんにへこたれるうんざりするどうでもい
2016年3月25日 19:08
[全文無料です]どこまでも遠くに行きたいと思ったどこにも行かなくていいと思ったぼくの心はいつもふらふらきみを想っていつもゆらゆらきみとならどこまでも行けるとあのとき確かに思ったなのにここらが限界とあきらめていつもきみから逃げ出そうとしているスピティ渓谷の奥深くまで踏み入ってヒマラヤの雪を眺めながらチベット僧の勤行にこの身を震わせたい道も通らぬアマゾンの森で狩猟採集の
2016年3月24日 19:02
[全文無料です]言葉が出てこない。そんな日もある。眠れないし何も手につかない。そんな夜もある。タイの安宿は暑くて蚊も多くて、よく眠れない日が続く。そんな中、売れるかわからない翻訳をどうにか続けているだけがぼくの存在証明で。言葉なんてほんとはいらないんだ。頭の中の言葉なんか止めちまえば、世界はいつでも微笑みかけてくる。逆に魔物が束になってやってくることもある
2016年2月16日 17:36
紅い蟻が そぞろ歩けば おまえの魂もひとり裸で 恥じているのは おれの命か広い海で ひとりおぼれるも ヒトの自由胸を張れ そしてひとり歩め 裸足のけものよ黄昏れて たそがれ尽くせば 明けの明星[コメント、投げ銭は、お気楽に]