【本当に】幸せ太りについて本気出して考えてみた【幸せ?】
「〇〇さん、結婚してから丸くなりましたよね。幸せ太りですか?」
こんなフレーズを良く聞くけど、本当に幸せだという理由だけで太るの?
幸せを感じると気持ちがおおらかになって食べ過ぎてしまう。
もちろんこれは一つの理由だと思うけど、こんなのほほんとした理由でだけで納得しちゃダメだと思うんよね。
本気で太りすぎて健康を害したり、パートナーとの仲が悪くなったり。
幸せじゃなくなる原因にもなり得る要素だからこそちゃんと検討してみました。
結論
結論から言うと、幸せ太りという名前は正しくない。
気遣い太り、あるいはストレス太りなんじゃないかと私は思う。
もっと言ってしまえば、お付き合いや結婚が「幸せ」であるかどうかに関わらず、違う人生を歩んでいる人と一緒に生活しようとするときに発生するある種の「無理」が太る原因なんじゃないかと。
太るとはどういうことか
太るというのは簡単で、使うエネルギーより取るエネルギーが多い時に太るよね?
これはもう当たり前だし、ごく一部の太ってしまう病気の人を除いては基本的に食べた分のほうが多けりゃ太る。
ということは、幸せ太りだろうが何だろうが、「食べすぎて太る」という構図は絶対に変わらない。
なぜ食べ過ぎるのか
一言で言えば、「習慣が変わるから」だと思う。
例えば、学生の頃を思い出して良く思ったりしない?
「今は95キロあるけど、大学のころは俺も70キロ代だったんだよ…」
みたいなことを。
これは当たり前で、学生から社会人に身分が変わる時に、習慣が一緒に代わってるんだよね。
ある程度自由に出来ていた生活から、仕事中心の社会人生活。
代謝は落ちるのに食べる量は変わらないから太る。
さらに運動ができていないからますます太る。
この負のループから抜け出すには、また新しく習慣を作るしかない。
幸せ太りの場合は?
幸せ太りの場合は、習慣が変わるというより文化が変わるというような大きな変化だと思う。
例えば結婚すると言えば、「違う文化で育ってきた人と一緒になる」という状態になるんじゃないかな。
違う文化のパートナーと一緒に人生を歩んでいくには、歩幅を合わせないといけない。
19時に仕事を終えて、20時からジムに行って、21時に家に帰って、週3回はサラダチキンで済ませていた今までの生活がガラッと変わる。
例えば、これが以下のような感じに変わったらどうだろう?
19時に仕事を終えたら連絡を入れて、20時に帰ってごはんを毎日食べ、今日あったことをお互い話してコミュニケーションをしながら、「一緒に過ごす時間」を感じる工夫をする。
ジムで運動する時間もなければ、サラダチキンで済ませる夜もない。
これはもう「無理」して新しい習慣に自分を当てはめて生活してるだけ。
当たり前だけど太るよね。
他にもきっと思い当たることがあるんじゃないかな?
パートナーのためにご飯を多めに作る。
ちょっと多いなと思っていても、「せっかく作ってくれたんだから」と思って食べる。
それでも残ったら、「もったいないから」と最後まで食べる。
「無理」して相手に合わせてるだけ。
そう、その思いやりがあなたを太らせています。
パートナーとの関係に潜む罠
一緒に暮らすとなると、だいたいみんなやるのが「ルール作り」
家事の分担もそう、家計の負担割合もそう、子育てに関してもきっとそう。
実家との関係、外食の頻度、お小遣い、パートナーとの時間の作り方まで。
あらゆることが少しづつ、そして何となくルールになっていく。
でも、その陰であなたの習慣は忘れられてないですか?
きっと本当に必要になるのは、ルール化の後に「自分の習慣」を作り直すことなんよ。
まとめ
私は、幸せ太りって表現は微笑ましいけど、お互いにとって結構デカい出来事だと思う。
数値化される。
相手に歩み寄る負担が増える。
そして、そのまま年齢を重ねていく。
最初のころは「幸せ太りだね」って言ってもらえてても、10年、20年経ったらどう?
もっと言えば、知らない人があなたを見てどう思う?
たぶん私は「眼鏡のつるが肉に埋もれるほど太って、腹が出た白髪のおじさん」としか思ってもらえないはず。
そうならないために必要なのは、「習慣」を改めて作ること。
「自分の時間を作る」ってことは、「相手にも自分の時間を作る機会を作る」ってことになる。
これから一緒に生きていくなら、お互い自分のためになる習慣を作った方がいい。
作りすぎるからと周りに言い訳して、飯を食いすぎるよりずっといい。
もったいないからと思って、飯を食いすぎるよりはずっといい。
文化やルールができたなら、またその中で自分らしい習慣を作っていけば幸せ太りはきっとなくなるんじゃないかな。
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