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グッバイ•イエロー•ブリック•ロードを読んだバイヤー猫
更新者前書き
noteの皆さんお世話さんです。バイヤー猫が本を読んで感想を書いたみたいなので、私が記事にします。
今回は東京バンドワゴンシリーズ16、グッバイ・イエロー・ブリック・ロードを読んだみたいです。また私の知らないシリーズが出てきました。何とシリーズ16作目。現在何巻まで出ているかわからないですが、大作シリーズです。東京バンドワゴンシリーズって名前だけ聞くと、朗らかで快活なシリーズ作品のような気がしますが、果たしてどんな小説なのでしょうか。
バイヤー猫の感想をどうぞ。
グッバイ•イエロー•ブリック•ロード
東京バンドワゴンシリーズ16 グッバイ•イエロー•ブリック•ロード 小路幸也 著
あらすじ
東京下町の古本屋『東京バンドワゴン』を営む堀田家の日々が綴られる東京バンドワゴンシリーズ。毎年春に新刊が刊行している。
今作は四年に一度の番外編4作目。番外編他3作は過去の話だったけれど、本作は15作目の本編イエロー•サブマリンの直ぐあとの話。
短編を四季に合わせて巡る本編に対して、番外編は長編で2〜3日程度の出来事となっている。
研人のバンド、TOKYO BAND WAGONがアルバムレコーディングのために、藍子(伯母)、マードック(藍子の夫)の住むイギリスへ。しかし、滞在中にマードックが行方不明になる。誘拐だけではなく、美術品盗難事件にも巻き込まれ、またもや東京バンドワゴンの面々は事件に巻き込まれていく。
感想
スコットランドヤード(ロンドン警視庁の本部)やイギリス政府関係者、MI5(保安局)が登場したり、とにかくスケールがデカくそして、軽い。
いやいやいやいやと白けそうになるのに、広がりすぎた大判風呂敷を良い感じに包んでくれるのが東京バンドワゴン。
サチさん(幽霊)のワープのルール設定もストーリー的に破綻しない様によく出来ている。
本編の様に季節を一緒に巡るのも良いけれど、大円団を長編で読むのも違った味わいがある。
300頁弱しかないっていうのも読みやすくてついついシリーズを追いかけてしまう理由のひとつ。
めちゃくちゃおすすめとか面白いという訳ではないけど、読んでしまうシリーズ。毒がなくて安心。これからも読み続ける予定。
今回の発見、イギリスって右ハンドルなんだって。
更新者あとがき
いかがでしたか? バイヤー猫はシリーズものがお好きなようです。スコットランドヤードといえばボードゲームありますよね。犯人と警察に分かれて、警察から逃げ切るゲーム。目線を隠すためのサンバイザーみたいなものが、付録でついてきていたような気がします。
そんなこと本の感想とは関係ございませんが、何というか、ハチャメチャなストーリーっぽいですね。バンドマンの話かと思いきや、誘拐やら美術品盗難事件にも巻き込まれるって・・・。コナンですら一話一事件だというのに。しかもワープまで使えるサチという人物まで出てくるなんて。
結構読みたくなりましたで私。
ちなみに題名のグッバイ•イエロー•ブリック•ロードはエルトン・ジョンの曲らしいです。エルトン・ジョンの名前は知っているけど、曲はわからないなぁ。でも多分有名な曲は聞いたことあるんでしょうね。ビートルズしかりクイーンしかり、CMで使われてたりしますからね。
評価
バイヤー猫に評価を聞いてみたところ、
評価は★★★★☆
だそうです。なかなか高評価。
シリーズとしての評価は★5今作だけなら★4かなくらい。
と仰っておりました。評価だけ聞くと、大ファンなんだよなぁ・・・。
また、バイヤー猫が感想書いてきたら記事にします。