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大河ドラマ『べらぼう』のOPクレジット、大きい文字で出してくれてありがとう!

1月5日(日)、新しいNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』が始まりました。ご覧になりましたか?

昨年一年間、『光る君へ』を楽しんだので、今回はどうかなと思っていましたが、とても気合の入った第一話、新鮮でパンチがきいていて、平安時代から江戸時代へ、京都から江戸へ、ガラリと頭の中が塗り替わるのを感じました。

なんといっても、江戸は地元ですからね!
関連の名所が紹介されて気になったら、足を運べる地元感がワクワクします。

今回はメディア王の話ということで、娯楽と文化と広報宣伝と経済の話になりそうなのも楽しみ。

時代背景の総覧と見せ方が上手くて、さすがNHK。
スマホで地図表示、いいですね、わかりやすい。
もしかしてドラマ『大奥』と江戸城を使い回し、いえいえ美術大道具サステナブルしてますか? もしかしたら最初からそういう予定だったのかも。

そして、10代将軍徳川家治の治世、時代の人々を上から下まで全部見せてくれましたね。
第1話だけで、「花魁おしゃれでカワイイ」なんて空気が吹っ飛んだのがすごかったです。
それでいて、ちゃんときれいな花魁も魅せる。フッと微笑む花魁の口元に、時が止まって一目惚れする旗本息子の描写は、歌舞伎の「籠釣瓶花街酔醒」を思い出しましたよ。

そして実は、何よりもうれしかったのが、オープニングのクレジットがくっきりハッキリ大きい文字だったことでした!

ドラマでもアニメでも、大河ドラマでは特に、オープニングを見るのが楽しいです。私は、録画で見てもオープニングは必ず見る派。本編へ入る大切な入り口で、幕が開くワクワク感を高めてくれるのが好き。
それに加えて大河ドラマでは、今回はどんなキャラクターが登場するのか? そして、誰が演じてくれるのか? 時にはオープニングで初めて知る配役もあったりして、目が離せません。

ですが、『光る君へ』のオープニングは文字が見にくかった!
映像としては好きだったんですが、夕陽に白くて細い文字が溶けて、見づらい。それでも一生懸命読んでたんですが、一緒に見ていた母親は、「もう読むのはあきらめている」と言ってました。

今回は、「わー! ●●さんが登場するって!」とおしゃべりしながら、母と一緒に見られそうです。

『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』、今後、この題材で難しいかもしれないけれど、あまり描写や展開が「残酷物語」な方にはいってほしくないけど、どうなるかな……。
どんなふうに描いていくか。主人公の成り上がり物語の部分をおもしろく見せてほしいですね。今後を楽しみにしています。

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