【京都歩きすぎ】小さな春を見つけに京都を歩く
こちらはYouTubeの台本です。
動画はこちらです。
今回は、京都に訪れつつある春を探して巡ってきました。
まだまだ見頃には早いところも多かったですが、それでも小さな春がたくさん見つかる楽しい散策でした。
それでは、どうぞ。
三条大橋
阪急京都河原町駅からのスタートです。
鴨川に１番近い出口から出まして、先斗町を通って北へ向かいました。
先斗町といえばやはり本番は夜、といった感じがしますが、人気の少ない朝に歩くのもなかなか良いものです。
そうして、やってきたのは三条大橋。
鴨川に架かる三条大橋の最初の架橋は、室町時代といわれています。新選組の活躍で有名な池田屋事件の際につけられた刀傷が残っているなど、歴史の証人のような橋です。
そんな三条大橋のほとりで、河津桜が見頃を迎えていました。河津桜は、代表的な早咲き品種の桜で、1955年に静岡県賀茂郡河津町（かもぐんかわづちょう）で発見されました。
今では全国で植えられており、ここ三条大橋でも春を告げる早咲き桜として楽しまれています。
下御霊神社
さて、次は同じく河津桜が咲く一条戻橋へ向かうことにしたのですが、三条通り、さらに寺町通りのアーケード街を進んで行きます。京都でも有数の繁華街のエリアですが、朝ということもあり人はまばら。
しかし、ところどころ人気店には列もあったりして、さすがだなぁと思いながら通り過ぎます。
寺町通り北上しますと、二条若狭屋さんや一保堂茶舗さんといった老舗が並ぶ好きなエリアです。革堂こと行願寺があり、なんとなく京都の素の空気を感じるんですよね。
道すがら、ちょっと寄り道。
下御霊神社へやってきました。
こちらには八重咲の紅梅がありまして、ちょうど見頃でした。
八重ともなりますとボリューム感満点の迫力です。
散り梅も見事ですので、また行きたいと思います。
京都御所
さて、せっかくならと御所を通るルートを選びました。
黒木の梅が見頃で綺麗だったのですが、ウメジローに夢中でシャッターを押していましたために動画を撮るのを忘れてしまいました。写真でお楽しみください。
ちなみに、ウメジローとは梅の蜜をついばむメジロのこと。桜の場合はサクジロー。可愛いネーミングですよね。
一条戻橋
寄り道に次ぐ寄り道でしたが、やっと到着しました一条戻橋。
794年の平安京造営に際し架橋され、橋は何度も作り直されているものの、場所自体は変わっておらず現在も当時と同じそうです。数々の伝承が残っていますが、その背景には、平安中期以降の右京の衰退があります。右京と左京の発展の差から堀川を渡ること、すなわち戻橋を渡ることに特別の意味が生まれたんですね。
そんな一条戻橋ですが、今では河津桜が咲き誇り、春の訪れを知らせてくれます。
首途八幡宮
次は少し早いかなと思いつつ、首途八幡宮へ様子見に。
源義経が奥州へ旅立つ前に立ち寄ったという逸話から首途八幡宮の名がついたと言われています。
源平桃はまだまだ早かったですが、早咲き桃とわんさか実る南天に出会えました。
水火天満宮
さらに水火天満宮へ。
西陣は寺社仏閣がたくさんで散策が楽しいです。
残念ながら梅は終わりを迎えていました。
もう少しすると枝垂れ桜が楽しみですね。
手水がとても趣がありました。
長徳寺
まだ早いのはわかっていましたが、ひとまず下見だとやってきたのは長徳寺。おかめ桜が開花していると聞いて見に行きました。
しっかり開花していて、さらに梅も見事で良かったです。
満足稲荷神社
さて、ここからどうしようかなと思ったのですが、知恩院門前にも河津桜があったな、と思い出しました。その途中で、吸い込まれるように満足稲荷神社へ。
稲荷神社の名の通り狛狐がたくさんいまして、それぞれに表情が違って可愛らしい神社です。
訪れた際にはぜひお気に入りの子を探してみてください。
知恩院門前
知恩院の門前の道に数本河津桜が植えられています。
知恩院といえば、山門の近くにも桜があり春の風物詩として有名ですが、河津桜はすでに一足早い春の便りを届けてくれます。
それをしっかり受け取って、帰路に着くことにしました。
円山公園
阪急京都河原町まで戻る途中、円山公園へ寄り道。
今回は寄り道ばかりでしたね。
枝垂れ桜はまだまだですが、円山公園は帰ってきたようにほっとする場所です。
今回は、初春を探して京都を歩きまわってみました。
歩数は、34114歩。
寄り道含め９ヶ所巡っていますから、意外と歩いていないかなぁとも思いますが、効率良く回れて満足でした。
これからますます春も本格化して桜の時期を迎えるのが楽しみですね。
動画でもお伝えできたらなと思いますので、ぜひチャンネル登録をお願いします。
それではご視聴いただきありがとうございました。