できないことがわかること

 僕は今日友人数人と会ってきました。

 その中の1人が5月から留学をします。周りには気長に振る舞っているように見えましたが、どうにも違和感を感じていました。

 その違和感の正体を確かめようなんて無粋なことはしません。

 なので、あくまで僕の見える範囲内での話であることは許してください。

 彼女は留学に対して不安がとてもあるようです。まあそりゃそうです。だって初めてのことなんですから。

 僕は彼女に「もしキツかったら帰ってくればいいんだよ」って言ったんです。

 そうしたら彼女は「それじゃお金が無駄になっちゃう」って言ったんです。

 言いたいことはわかります。

  でも、僕は

  無駄なことなんてない

  って思ってるんです。

  もし留学がうまく行かなくたって

  それは

  できないことがわかった

  というポジティブな発見だと思います。

  それを踏み出さない人は

  できないことがわからない


  んです。

 だから、途中で帰ってくることになってもお金が無駄になるなんてことはない。その経験が無駄になるわけがない。

 それでもマイナスに捉えてしまう気持ちもよくわかります。

 誰も苦しんでいない部分で苦しんでいる自分。その自分は周りの誰よりも弱く見えてしまいます。

 こんなこともできない自分と自分を下げてしまうこともわかります。

  でも、周りが苦しんでいないのは

  その苦しみに到達していない

 
  からであることが多いです。

  留学に行ったことがなければ

  その不安がわからない


  んです。

  周りがなんでもないような顔をしているときは

  そこに壁があることに気づいていない

 
  からです。

 いくら想像をしても実際に行動した痛みや苦しみはわからない。逆に想像でわかってたまるか、とも思います。

 だから、一歩進むことは視覚的に成果に見えようと見えなかろうと必ず成長している証なんです。

 なんでもない顔をしている人はあなたの苦労はわかってくれません。それは性格とか距離感とかそんな話じゃない。

 経験と想像の違いです。

 成功しなくたって、それがかけがえのない経験です。

 僕はそう思います。

 僕はそういう人を応援したいと思います。僕からは言葉を送ることしかできないけれど、何か少しでも感じ取ってくださればと思います。

 もしキツかったらコメントしてみてください。そういうあなたの力になるために僕はnoteを書いているのですから。

 最後になりますが、僕はあなたには頑張れって言いません。言わなくたって頑張ってるからです。

 だから、あなたはあなたのために行動してください。他の誰でもない、あなたのために。

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