初めての養蜂場と生産者の想い、そこに見えた事とは
突然の質問です。
皆さまはハチミツはお好きでしょうか?
私はクアトロ・フォルマッジやケーキにかけて食べるのが好きです。
その美味しいハチミツは養蜂場で集められています。
この夏、ある機会があり、人生で初めて養蜂場に訪れました。
今回はそちらの記事になります。
夏の山中
京都にある養蜂場に向かう為、レンタカーに乗り京都市内を走りました。
そして市内を抜け、段々と田んぼや畑が見える様になって来ました。
ハチミツは当然ですが、蜂が花から蜜を集めてきます。
その為、林や山の中に養蜂場が作られるそうです。
山の中腹にある駐車場で養蜂場の方と合流し、さらに山の上に向かいます。
車1台がやっと通れる道を進み、途中で車を停め、そこからは山道を歩いて養蜂場に向かいました。
ここを毎回歩いて通われている養蜂場の方に感謝です。
初めての養蜂場
そしてついに、養蜂場に辿り着きました。
電子線で囲われたエリアに、沢山の巣箱が並んでいました。1日の太陽の動きを考え、日が当たり過ぎない様に配置しているそうです。
「今日は蜂の機嫌が良いです」と話すベテランの養蜂家の方。
機嫌が良いという事で、数名が巣箱の側まで行かせて頂けました。
私は囲いのところで様子を伺います。
実際に巣箱の横まで行っても、刺される事もなく巣枠を1つ引き上げ、
私達のいる所まで持ってきて下さいました。
本来は完全防護の服で行くのが一般的ですが、こちらでは普段からシャツで作業をされているそうです。
採れたてのハチミツ
巣枠にはびっしりとハチミツが蓄えられていました。
それを包丁で削るように剝がします。
「どうぞ」と差し出された、正に採れたてのハチミツを掴み口に運びます。
「甘い!」というのが第一声でした。
自然の甘さを濃縮したハチミツ。
これは今まで食べたハチミツとは一線を画した味でした。
生産者の想いと私達にできる事
養蜂場の方にお話しを聞かせて頂き、ミツバチが全国的に減少している事や、放棄された農作地を使って養蜂場にする事で土地の再利用も行われていました。
沢山のお話を聞かせて頂き、どんな思いで商品を作られているか知る事ができたのが、一番の学びでした。
商品である以上、「品質」はもちろん大切です。
ただ私達は「何に」お金を払うのか。
そう思うと、「お金を払った先」にどんな方々がいるのか、何に使われるのかを考える事も、大切なのではないかと思います。
インターネットを使い、欲しいモノが手に入る時代だからこそ、
誰が作っているのかまで考え、選んでいく必要があると考えます。
消費者である私達だからこそ、生産者の想いを知った上で
感謝を感じながら、愛用させて頂きたいと思います。
ではでは☆