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【恩送り】具体的な行動で想いのリレーを繋いでいく

暑い日が続き、いよいよ夏の日差しを感じています。
そんなある日、「無料で食べられるお店」を知り、衝撃でした。

カルマキッチン

あなたが食べた食事は、あなたより前に来店された方からのギフトです。このギフトの輪をつないでいくために、後に来店される方の食事代をペイ・フォワードすることもできます                       

幸せ経済社会研究所

アメリカはカリフォルニア州バークレーのお店から始まった、ギフトエコノミーの1つだそうです。
食事代だけでなく、そこで働くスタッフもボランティアで成り立っています。
このお店では必ずしも次の方の代金を払う必要はありません。
しかし、2007年に世界で初めてお店がオープンしてから15年も続いているという事は、世の中が必要としている証拠だと思います。

2012年には東京にもお店ができ、日本でも優しさの連鎖が生まれています。

恩返しと継承の融合

日本に限らず、世界には「恩返し」の文化が形を変えて存在します。
大袈裟に言っていますが、言い換えると感謝を形にするという事だと思います。

そして同時に伝統や文化、想いを脈々と受け継いでいく「継承」の形も存在しています。

この2つを融合したのが「恩送り」だと感じています。
どちらも世界中の人々の中にあるからこそ、「恩送り=ペイ・フォワード」が受け入れられ、継続しているのだと思うのです。

自分にできる事は実行する

「自分が頂いた恩恵に少し足して、次の方へ贈ろう」
「次の方の食事代を払う事ができないから、スタッフとして働こう」
色んな形でカルマキッチンは形を成しています。

そこには「自分にできる事であるなら実行する」という想いがあると思います。
知識や情報はすぐにでも得られる世界になっています。
しかし、「知っている」と「やっている」は大きく違います。
それは仕事でもプライベートでも同じ事です。

カルマキッチンに限らず、自分にとっては大きくはない負担であっても、
実行する事で沢山の方々の貢献につながる事があります。

私自身がサポートしている事は本当にわずかです。
だからこそ、継続していき、また拡げていきたいと思っています。
一人一人が少しづつ出し合う、それで誰の助力となれるのであれば、
実行する価値は大いにあると思うのです。

ではでは☆


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