好きなジブリ映画は何ですか？
いよいよ年の瀬も近づいてきて、今年もあと2週間程となってきました。
クリスマスが過ぎれば、大掃除や仕事納めをし、年越しの準備が慌ただしくなってきます。
そんな折に思い出されるのは学生時代の冬休み。
宿題と葛藤しつつも、自由にできる時間が多いので楽しみでした。
年末は特番も多くなりますが、映画も特別ロードショーとして、
地上波で多くの作品が放送されます。
その中でも世代を超えて愛され続けるのはやはりジブリ作品ではないでしょうか。
今回は、私が好きなジブリ作品を2つご紹介させて頂きます。
※記事内の画像は、公式サイトの許可範囲内で使用しています
「もののけ姫」
1997年7月12日公開。
山で狼に育てられた娘「サン」と、村を守る為、死に至る呪いを受けた「アシタカ」が主役の物語。
人が自然を犯しながら発展しようとするのに対し、山の獣達と共に食い止めようとするサン。
そのどちらにも味方できず、間で揺れ動くアシタカの葛藤。
それまでのジブリ作品に無い程の苛烈さと鬼気迫る迫力に感動し、
映画が公開された時には、3回も映画館に行きました。
133分が正に一瞬と思える程に、もののけの世界に引き込まれます。
「風の谷のナウシカ」
1984年3月11日公開。
スタジオジブリが初めて公開した映画作品です。
「腐海（ふかい）」と呼ばれる蟲達がうごめく死の森が広がり、
人類が生きられる場所が徐々に無くなっていく世界。
そんな中でも蟲達を愛し、木々を愛する風の谷のナウシカ。
蟲と人の共生を願い、わずか16歳の少女が戦い続けます。
2020年6月には映画館での再上映も行われ、私も妻や友人と一緒に観に行きました。
再上映で驚いたのは、音が全てモノラルだった事です。
映画館の音響は5.1chサラウンド音響から23.1ch音響と、音に包まれる事で臨場感を演出できる様に設計されてきました。
そこに1984年当時の技術そのままに、1方向のみのモノラル音響の状態で上映されたのです。
しかし映画の感動にも迫力にも、一切の影響はありませんでした。
当時の技術を結集して作られた作品に、過剰な演出の上乗せは必要なかったです。
これは私自身も凄く衝撃的かつ感動的な体験でした。
そしてストーリーとしても、16歳の自分にあの決断ができただろうかと考えさせられる、永遠の名作です。
まとめ
今回の紹介は2作品のみですが、ジブリ作品は2023年7月14日公開の「君たちはどう生きるか」までで27作品が公開されています。
「千と千尋の神隠し」や「耳をすませば」「魔女の宅急便」といった、
毎年地上波で放送される作品も数多くあり、皆様の中でもジブリ談義に花を咲かせる方もいらっしゃると思います。
これらの愛され続ける作品は、製作チームの汗と努力の結晶です。
これからも多くの作品を観られる様に、精一杯応援し続けていきたいと思います。
ではでは☆
