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誰でも何かに関してはあなたより利口だ。利口な人に相談して助言を得れば進歩する。

イスラムの寓話に、目の不自由な男と足の不自由な男が登場する。

二人とも長い間、森の中で道に迷っていた。

ある日、二人は偶然出会う。

目の不自由な男は「私は外に出る道が見えない」という。
足の不自由な男は「私は自分の足で外に出ることができない」という。

すると突然、足の不自由な男が、「そうだ。君が私を肩の上にのせてくれれば、どこを歩いていけばいいか教えることができる」と言った。

こうして二人は道を見つけ、ついに森の外に出ることができた。

パートナーシップの素晴らしい例だ。


単独で在宅ビジネスを営むことの自由と独立性は素晴らしいが、どのような事業の成功も、効果的な相互依存が基本になることを心に銘記しておかなければならない。


事業を営むには顧客が必要だ。

原料を提供してくれる納入業者が必要だ。

アイデアを共有し、教えてくれる助言者と同業者が必要だ。

製品を効果的に市場展開してくれる小売店が必要だ。

合法的に業務を営んで利益を確保するために法律顧問が必要だ。

予期せぬ事態に遭遇したときのために保険仲介人が必要だ。

税金対策と事業の健全な運営のためにファイナンシャルプランナーが必要だ。

そして最後になったが、事業の繁栄のためには家族や友人の支えが必要だ。

何もかも一人でできる人はいない。

自分一人で事業を営んでいけると信じるようになったときは、あなたの事業の破綻の始まりだ。



企業のリーダーは、「当社の最も重要な財産は従業員である」と口癖のように言う。

それに対し在宅ビジネスの場合、最も重要な財産はパートナーである。

パートナーはその才能と誠実さと協調性の程度に応じて、あなたの成否を分ける。

適切なパートナーを見つけて一緒に働くことは、在宅ビジネスを営む上で欠かせない。

(参考文献 自宅にいながらお金持ちになる方法 マイケル・ルボーフ著)


<感想>
組織にいると分業制の歯車として、割り当てられた仕事をこなすのみだが、在宅ビジネスでは基本それを全て一人で行う。

人との関わりをなくすために在宅ビジネスを始める人もいるのかもしれないが、最低限のパートナーは必要。

相互依存となる適切な支えを早く見つけることが、ビジネスの成功には欠かせない。

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せいじ
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