中古マンション価格の高騰に驚きながら考えたこと
先日、2024年10月の三大都市圏中古マンション価格の発表を見て、その上昇ぶりに驚かされました。東京都心部では、70㎡換算で1億3,800万円(都心6区)という数字が出ており、ここまで来ると、一般の人にはなかなか手が届かない価格帯ですよね。23区全体でも8,309万円と上がり続けていて、「この勢い、どこまで行くんだろう?」と感じずにはいられません。
同じような動きは大阪にも見られ、大阪市中心6区では前年同月比20%の上昇率とのこと。これだけ上がるのは、利便性の高いエリアに需要が集中しているからだと思います。やはり便利さや資産価値を考えると、みんな都市部を選ぶのは納得ですが、それが続くと周辺エリアとの格差が広がりそうなのが少し気がかりです。
一方で、こうした高騰が一般の人にどんな影響を与えるかも考えさせられました。特に、初めて家を買おうとする若い世代や、収入が限られている世帯には、価格が高すぎて選択肢が限られる現実があると思います。不動産の価格は単なる数字ではなく、その背後に人々の生活がありますから、価格が高くなるほど「買える人」「買えない人」の差が広がるのは避けられないのかなと感じました。
このニュースをきっかけに、改めて「不動産って暮らしそのものなんだな」と実感しました。自分の仕事が少しでも、そんな人々の暮らしを良い方向にサポートできるものになればいいなと思っています。