健全な人と不健全な人の違い
アドラーの名言をご紹介していくシリーズ 第6回目
「自己啓発の父」と呼ばれるアドラー心理学の
アルフレッド・アドラーの残した名言をわたしの視点と共にお届けします。
本日は…
健全な人は相手を変えようとせず、自分が変わる。
不健全な人は相手を操作し、変えようとする。
これは7つの習慣で言うところの
影響の輪にフォーカスするということですね
影響の輪と関心の輪と言うものがあり
自分が影響を与えられるもの
つまり、変えることができるものと
関心はあるけど、
どうやったって変えることができないもの
に分かれます
どうやったって変えられないものにエネルギーを注ぎ込んでいるのは、答えがでないので、もの凄く疲れるし、疲れたのに誰も得をしないので、不健全ですよね....どんどん人生が暗い不満の多いものになっていきます。
自分が変えられるものにフォーカスすると、成長があったり、発見があったり、気づきがあるので充実した人生に繋がっていくのかな..と思います。
効率や生産性を求める社会にいると、原因追求..つまり誰のせいなのか?と議論が繰り広げられる場面をよく目にします。
もちろん再発を防止するための原因究明は必要なのですが、必要以上に原因を追求したり、誰のせいなのか?ということにエネルギーを費やすことは、より広い視野で見ると、あまり生産性がないのではないかと思います。
それよりは、その分のエネルギーを未来の解決策や、より効果が上がるものに費やしていけるといいなと思います。
それからこの言葉がもうひとつ与えてくれている資産というのは、
自分が何かイライラしたり、不満に思ったりという「変えられないもの」について悩んだりした時に、自分の心やものの見方が ”不健全” つまり風邪をひいているような調子が悪い状態なんだ。とシグナルとしてフラットに受け取っていくことです。
病気になったら、休んだり薬を飲んだりしますよね。
私たちの心やものの見方が "不健全”だなと感じたら、やはり休ませてあげることが必要だと思います。
そういう意味では、まず自分自身のものの見方が健全なのか?不健全なのか?自分の心の声や反応をシグナルにし、気づいていくことが必要だと思います。
誰かのせいにしていたり、誰かに変わってほしいと思うことを責めるのではなく「今、自分には休養が必要なんだ」とフラットに捉えていけるといいな、と思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。