劣等生と劣等感は違う
アドラーの名言をご紹介していくシリーズ 第7回目
「自己啓発の父」と呼ばれるアドラー心理学の
アルフレッド・アドラーの残した名言をわたしの視点と共にお届けします。
本日は…
「劣等生と劣等感は違う」
劣等生とは客観的な事実
劣等感とは主観的な思い込みであり、誤りの領域である
アドラー心理学では、劣等感を必ずしも否定していません。
劣等感を持つのは人として当たり前のことだと言っています。
成長を駆り立てるモチベーションになる良い側面もあり、
逆に不要に劣等感を抱いて自分自身が生きづらくなったりしんどくなったりすることもあります。
ポジティブにもネガティブにも使えるので
どちらを使うかは自分で決められます。
よく、ものの見方(パラダイム)のお話をさせていただいてますが、ここでいう「劣等感」とは自分の中での、自分に対するものの見方なんですね。
自分に対する思い込みだとか、意味づけや捉え方だと思うのですが、自分に対するものの見方や意味づけを変えていくと、劣等感を減らすことができます。
例えば、周りの人から見たらものすごく仕事ができる人だったり、あるいは学生時代にすごい勉強ができるなと思ってた友人が、実はずっと頑張ってもいつまでも2番で1位の人に勝てない..とした時に、ひょっとしたら周りから見ている以上に「自分はダメなんだ」できないやつなんだ、いつまでも2番なんだ..そんな劣等感を抱いている可能性はありますよね。
この時に劣等感を抱く人もいれば抱かない人もいる。
それはなぜ起きるかというと、自分が自分に対してどんなものの見方をしているか?ということで決まっていきます。
劣等感は単純に「良い・悪い」というものではなく、そうゆうものなんだ
そして自分のものの見方で変えられます。
というお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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