周りから好かれる人間になるには、頼みごとを『きく』のではなく、頼みごとを『する』。。。!?
こんばんは、合同会社ほしのやのゼンイツです。
最近暑くて汗をかきますが、かいた汗でお腹が冷えすぎて確実に腹痛に襲われます。(わたしのからだは体温調節機能が雑すぎる涙)
突然ですが、みなさんは頼みごとをするのは得意なほうですか?それとも苦手なほうでしょうか?
わたしは次男なので、仕事をけっこう周りの仲間にお願いしちゃう、甘えん坊スタイルを身に着けていますが、それ以上にたくさんの仕事をつくったり引き受けたりして、消化しきれないくらい抱え込んでもいます。(仕事ができると見せかけて出来ないやつ、と見せかけて最後はやっちゃう!!)
じつは、この『周りにお願い事をする人』と『お願い事を引き受ける人』では、周りから好かれる人になるのかそうでないのかの分かれ道になったりもするそうです。
今日は、そんなことに関する研究データをご紹介します。
お願いごとのススメ
人間は、社会的な動物です。1人では生きていけません。つねに群れの中で生きていく生き物であり、それはつまり、群れの中で『必要とされる存在』であり続ける必要が有る、という潜在的な本能が有る、というのが人間の進化と心理学の世界での定説だそうです。
そのため、ひとにお願い事をする人と、お願い事を引き受ける人では、お願い事をする人の方が相手から好かれる、ということが分かっています。
これはなかなか逆説的で、面白いお話です。
例えば、「この作業、手伝ってくれない?」と、なかなか大変な仕事を頼まれたとします。
この時、あなたは、自分自身がそれなりに忙しくても、相手のために手助けをしてあげます。
その結果、お願い事を頼んできた人は、せっかくあなたがお願い事をきいてあげたのに、それが理由であなたの事を好きになる、ということは、あまり無いそうです。『いい人だな』とか、『役に立つやつだな』とは思われるかもしれませんが、『頼みごとをきいてくれたから好きだな』とはなりません。
一方で、頼みごとをきいてあげた、時間とエネルギーを費やした本人であるあなたは、お願い事をしてきた人に対して、『この人は私を必要としている人なんだ』と感じ、『自分を必要としてくれるあの人』のことを好きになり始めます。
もちろん、ただただ自分がいいように利用されているだけだと感じる様な場合は別ですが、人から頼まれごとをされ、それを引き受け、感謝された時には、気持ちが良くなる経験は、多くの人が持っているのではないでしょうか。
日本人の感覚として、相手に迷惑をかけたくない、とか、断られたらいやだな、とか、様々考えてしまうのでなかなか頼み事って出来なかったりします。
でも実は、上手に頼みごとをしてあげることで、相手は『あなたから必要とされている』と認識して、関係性が近付いていったりします。
ひとと仲良くなるには、頼みごとをきくことももちろん大事ですが、上手に頼みごとをする、ということもそれ以上に大切な事だといえるのです。
上手な頼み事は、〇曜日にしよう!
いくら頼みごとをするのが人間関係の秘訣だといっても、なんでもかんでも頼んでしまえばいい、というものではありませんよね。
忙しい時にいきなりぶしつけに頼みごとをされてもイラッとします。
また、せっかく仕事に集中しているタイミングも、邪魔されたくありません。
さらに、仕事につかれて休憩しているような時も避けるべきです。
こう考えると、仕事に集中している時や、仕事に疲れている時は避けるべきです。そこまで仕事に集中し過ぎていない、リラックスしていて気分が良さそうな時。それが、頼みごとをするベストなタイミングだといえそうです。
それは、いつでしょう?
そうです!金曜の午後です!
ひとは、金曜日の午後ともなると、もう明日からのお休みの事を考えているので、そこまで仕事に追われている感覚から抜け出します。
そして、お休み前なので気分もリラックスしています。
月曜日の朝にしてしまうと、仕事に集中したいしいろいろと土日でたまったメールの処理に追われたりするので、好ましくありません。むしろ火曜日以降にする方がベターだそうです。
と、いうわけで、今日は『頼まれごとは、引き受けるだけではなくて、自分も上手に頼みごとをしよう』ということと、『頼みごとをするなら、引き受けやすい内容を、引き受けやすいタイミングにしよう』というお話でした。
ぜひ、一度試してみてください。(ゼンイツには休日は無いので、曜日関係なしに頼み事してください☆笑)
本日も最後までお読みいただき有難うございました!
それでは、素敵な夜をお過ごしください♪