怖すぎる、、、2024年に20代が直面する4つの問題
なんと物騒な題名だろうか。
ただでさえ元日から大規模地震が起こり、2日には飛行機事故、そこからもあまりいいニュースがない2024年に、これ以上まだ何かあるのだろうか?
あるのである。
しかも、それは悲しいことに未来ある20代に直面した問題である。
この問題を知って2024年を過ごすか、見ないふりをして過ごすかで、これからの20年、30年が大きく変化すると言えだろう。
お金の問題
まずはみんな大嫌い「お金の問題」である。
インフレと増税により、今まで以上に給与所得者への負担は増えると考えられる。給料は上がると言われているが、上がる以上に負担の方が上がるだろう。人口減少と少子化の波は留まることはなく、政府も具体的な対策を打てないまま問題はより深刻化する。
「ザイム真理教」という本によると、政府が少子化政策を押し進めない理由は財務省が反対するためだという。理由は「税金が取れない人口を増やしたくない」だそうだ。財政均衡化を信条としている財務省が推し進めるのは増税と緊縮財政であり、少子化は解決されるどころかむしろ加速されるだろう。
インフレのため貯金は避けるべきだが、新NISAやiDeCoも解決策とはなり得ない。財務省から見て効率的に税を源泉徴収できる給与所得者でいる限り、徳川家康もびっくりなくらいの生かさず殺さず状態になると考えられる。
1日も早く、収入の柱を増やすことをおすすめする。
AI革命
ChatGPTを始め、生成AIの発展は目覚ましい。
今後もAIがより進化し、身の回りで当たり前に使われるようになる。位置付け的にはExcelの関数と同じくらいのものであり、活用するかしないかで生産性に大きな差が生まれてしまう。もはや使うか使わないかの問題ではない。使うか死ぬかくらいの問題である。
特にGPT3.5とGPT4の性能差は凄まじく、課金して活用するかどうかで経済的な収入すらも大きく変化すると考えられる。「AIが使えるかどうかでどうして収入にまで差が生まれるのか?」と疑問に感じる人に向けて私の体験談をお話ししよう。
私は昨年の12月にGPT4を活用して転職活動を行い、3ヶ月の転職活動で30社に応募して18件の面接を受けた。一般的に転職活動ででは平均6社程度に応募し、書類通過率は30〜50%だと言われるので、平均の5倍応募し、通過率も60%というのは高い水準だと言えるだろう。
転職活動で職務経歴書の作成と企業研究を悩みとする人は多いのではないだろうか?私も例に漏れず悩んでいた。働きながらの転職活動はとにかく時間が足りない。しかし、この2つの悩みが、GPT4を使うと解決してしまうのだ。
職務経歴書は自分の経歴や経験を箇条書きで入力し、形式をコピペで指定すれば1分もかからず完成してしまう。しかも、日本語だけでなく英語の履歴書まで作れてしまうのだ。おかげで私はTOEICスコア100点台なのにも関わらず、面接を受けた企業の半分以上は外資系企業であった。
あとは面接の直前に、GPT4に面接対策のために必要な情報を調べてもらう。オンライン面接であるためカンニングも余裕で、英語面接もこれで乗り切れたので怖いものなしである。
選択肢が増えたことにより、妥協のない選択をすることができたと感じている。転職は運の要素も大きいからこそ、GPTで時間を作ってより多くの企業を受けることができたことは大きかっただろう。
親の介護リスクの早期化
介護なんて自分にはまだ関係ない。
そう思っていると、足元を超音速で掬われることになりかねない。
2000年の男性の平均初婚年齢は28.3歳
現在23歳の新卒1年目の親の過半数は50代に突入しており、要介護者となるリスクは0.4%である。彼らが37歳になる頃には親が65歳となり、要介護者となるリスクは2.8%に跳ね上がる。
さらに現在の男性の平均初婚年齢は31.1歳であることから、子供が大学を受験する50歳には親の年齢は80歳手前になってしまう。こうなると要介護者となるリスクは25%以上となる。これは夫婦の両親の誰か1人は確実に要介護者となる確率である。
つまり、今の新卒社会人は高確率で自分の子供の大学進学と、親の介護のタイミングが被ってしまう可能性が高い。例え独身であったとしても、準備をしておかないと50代で介護離職する可能性も否めない。
親の退職金で何とかなると思う人も多いかもしれないが、ボーナスを1ヶ月で使い切ってしまうマネーリテラシーの低い諸君の親が計画的に老後を設計していると思わない方が良いだろう。
その日は必ず来る。今からその準備をしておかなければ、自分は年金すらもらえないかもしれない。
情報格差
ここまで数々の恐ろしい問題を突きつけてきた。
もう十分だ!やめてくれ!!という人も多いだろう。
それともどうすればこれらの問題を解決できるか必死で情報を探しているだろうか?
もし後者であれば情報多すぎる問題にぶち当たっているのではないだろうか?
書籍、雑誌、テレビ、Youtubeなど、現代は情報が多すぎて選べなくなっている。しかも、そのほとんどは胡散臭い内容でいまいちピンとこない。
これまでは会社の上司や先輩が情報をヒックアップして教えてくれていたが、以前よりも関係性の薄い20代に対してリスクを冒して教えるような人も減っている。というか、そもそも上司や先輩も経験したことがないことが起きているので、あまり役に立たない。
答えは会社の中にはない。会社の外には、10年以上前からこれらの問題を予測し、準備して行動してきた人がいる。そういった人を見つけることができるか、運良く見つけたとしても教えてもらえるかどうか。
少なくとも、何とかしようと自発的に行動して情報を取ろうとしなければ、確実に来るこれらの問題が襲いかかってくることは必然である。
大事なことなのでもう一度いうが、この問題を知って2024年を過ごすか、見ないふりをして過ごすかで、これからの20年、30年が大きく変化すると言えだろう。
私たちにできることは、周りに流されることなく、自分から行動して情報を取ることである。個人的にオススメは本であるが、Youtubeでもいい。逆に絶対やってはいけないのは、3000円以上の参加費のかかる交流会やイベント、高額な教材を買ったりオンラインサロンに入ることである。
元日本マイクロソフト社長の成毛眞氏は学歴ギルドが崩壊した社会において、どれだけ面白い人と一緒にいることが重要だと、「2025年日本経済再生戦略」の中で語られている。
もし、この人は!と思う人がいたら、しっかり掴んで離してはならない。
それしか生き残る道はきっとないだろう。