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momoro66
〝家族〟っていいね。
もうすぐ5歳になる長男が時折言葉にする。たとえば皆でテーブル囲ってご飯を食べている時。初めて聴いた時は〝なんて幸せな言葉なんだろう〟と、泣きそうになった。
テーブル囲って家族でご飯を食べることが〝当たり前〟になった日常。あちらでは「トイレ!」と途中退席する者もいれば、床に食べたくないものをワザとこぼす者。夜入眠したくないと何度もトイレに駆け込む者。そういったのに対応していると、正直嫌気がさしてくる時がある。
いつになったらこの対応から卒業できるのだろう、と。
嫌気がさすよう事も、テーブルを囲ってご飯を食べて幸せなのも〝家族〟がいてこそ。
いつも同じ感情が続くならば、幸せな感覚であったとしても〝退屈〟になってしまうと思う。
人は慣れる生き物だから。だから、振り子のように対になる感情も感じること。それが、幸せを味わう一番の旨みなのではと思う。
となれば、私はたくさん幸せを味わう為の経験をさせてもらっている。
ありがとう。