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『オーバーテイク!』10話「It's gonna be a long race.」感想。まあ9話は岩手すぎて震災アニメやってます、に酔いしれ過ぎてたんで感想書く気にもなれない出来でしたが、10話はちゃんと鈴鹿でレースアニメやってた感じ。

まあ、本編入る前の小ネタはこれかな。

舟和の芋ようかんとあんこ玉の詰め合わせがディストピア飯にしか見えない「あんこ玉もっとカラフルなのあっただろ」
「製品への自信が凄すぎ」 - Togetter

普通の感覚で言えばこちらの色味にはするよね。

まだトキオに行ってた頃は大丸ピーコックとかでよく
購入してたな。昔買ってあった「おめざ」本で佐々木功が
舟和の芋ようかんを釣り堀の釣り餌にしてたエピソードも
まあ好きなんですが。


 ではぼちぼち本題に。
あらすじ・予告はこのあたり。

https://www.ota-suke.jp/news/276817

演出・絵コンテが別所誠人(べっしょまこと)さんか。
AIC時代から縁がありTROYCA作品でも各話演出するレベルの
方ですけど、主に見てたのはパイオニアLDC時代が
中心になるなあ。『プリティーサミー』とか『デュアル!』
とか『エルハザード』とか。あとは『ユーシィ』もそうか。

まあ通常に戻りつつあり、でレーサーのプレッシャーを
描く上で、的を射た意見はここに集約されるか。

トラス
@subtract_x
·
#オーバーテイク !10話も面白い
マシン性能に決定的差が存在しない分ドラマとレースが直結してるから、作品全体としてレーサーの取り巻く状況含めたものがレースの結果に出る、みたいな描き方なのがええのよな
午前1:38  2023年12月4日

 ま、『オーバーテイク!』はアニメ感想文の中でもとりわけ
纏めにくく、纏まった感想も拾いにくいわけてすが、まあ
ここまではなんとか完走出来てます。

 以前書いた感想としてはこちら。

メインとしては2023秋アニメファーストインプレッション(新作)
としての紹介を幾つかしてみんとてするなりするか。まあまくらは
「鳥になって」からゆるりと進めるするするとした「おかこち」の話。
|torov|note

はじめの方で得られた諸元データはこちらの方にまとまってます。

こんな秋の酒が抜けた朝には「ストイックにデトックス」でもしたく
なった。なので搦め手プロファイリングとプレイリスト。しっかり
潰れたAICスピリッツとプロダクションアイムズ編。|torov|note

搦手で制作のTROYCAの近しいところにいたところは死屍累々
ってことで、そのあたりの制作会社の栄枯盛衰を記事にしたの
がこちらで。

今度は『オーバーテイク!』視聴画定について書くか。一寝入りしても
まだ視聴検討第一回選択希望アニメ、までには至らない感じで今季は
決めていくことになりそうだけど。典型的なミッドライフクライシス
アニメだな、と理解してても緊張してた新人抜擢声優に感情移入しては
観られない、と悟らされるのは別の意味でも辛いけど。|torov|note

ミッドライフクライシスアニメだと理解した上で一回目の
感想が書けたのはこちらの記事になるか。

 で、TROYCAの沿革と系列図としては主にこう。

タツノコプロ(1962.10-)
└プロダクションリード(1975.12-2007-)
 ├←旧社名 葦プロダクション(1975.12-2007)[佐藤俊彦・加藤博]
 ├業務提携玩具企画開発会社ウィズ(2006.1.20提携-2009.05.20提携解消)
 └→プラム
   └→アニメインターナショナルカンパニー
    |(A.I.C,初代は1982-2008)
    ├2003スタジオ再編
    |  ├AICスピリッツ(2003-実質2011)
    |  |(担当:松嵜義之PD)
    |  ├→再編で派生 AIC Classic(2010-実質2013)
    |  |(担当:長野敏之PD)
    |  | 放浪息子(2011年)
    |  | えびてん 公立海老栖川高校天悶部(2012年)
    |  | 琴浦さん(2013年)
    |  | └→独立 TROYCA(2013.05-)
    |  |   |[あおきえい・長野敏之・加藤友宜]
    |  |   |アルドノア・ゼロ(A-1 Picturesと、2014年)

その10周年記念でKADOKAWAと組み、オリジナルアニメを
垂れ流しているのが今回の『オーバーテイク!』になると。

 なのでキャラデザが志村貴子。
#オーバーテイク !のタグ付けてnoteで志村貴子か記事にしてる
のは畠中祐のEDが流れ出した時のこの記事くらいか。

眠たくて!眠たくて!眠たくて!|志村貴子

その後としては。

『オーバーテイク!』はこまかな5話の感想シークエンス
集めてるけど、書くとすれば「ミッドクライシス」映画の
系譜を踏まえた上で四話とセットにした方が得策だね。

 とも書いたが、そこまでの感想にまでは行かず。
ただ、五話の富士スピードウェイまで使ったマラソン大会の
話はなかなか良く描けていたなと。

https://www.ota-suke.jp/news/276374

この話から出てきたかつての富士スピードウェイも出てくる
『RUSH!!』って映画はジェームズ・ハントとニキ・
ラウダの話が中心のF1映画で、いいフックになってる。
(吹き替えがKinki Kidsバージョンとどちらかの声が藤原啓治
だったバージョンがあるんだっけ。後者の吹き替えで以前
観た記憶がある)

こっちはKinki Kidsバージョンかな。ニコニコで説明されとるね。

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm25051798

と思えばその薄いネタにこの時期『Capeta』が(今井翼の
OP抜きで)全話つべで観られたのを加えて感想書けたんだっけ。

『Capeta』全話無料公開(但し期間限定)やルヴァンカップに触れながら、あまり他ではちゃんと扱われてなさそうな『オーバーテイク!』の話でも
持って来ますか。主に四話と五話の感想。|torov|note

そこから軽く流すと、ベルソリーゾ(Belsorriso)のトップ
ドライバーが『RUSH!!』のフラグ建築して6話の
赤旗な鈴鹿で事故り、リハビリ生活に。
 そこで人物写真を撮るトラウマが再発したカメラマンの
コニタンな孝哉は行方がわからなくなる。

眞賀孝哉◆小西克幸[賢プロ]

その孝哉を追いかけて浅雛悠◆古屋亜南(クレイジーボックス)が
彷徨い、ようやく晴れた鈴鹿のレースに戻ってくる元鞘なのが
今回の10話、と。

 まあ私にはなかった視点ですけど、カメラマン方面の
視点だと、ここが覚悟の転換ポイントになるみたいだ。

navy-navy
@n2_garden

孝哉を見ると今回ようやく200-600のGレンズが登場してきて心境の変化を表現してる感じがする。
今までずっと24F14GMでレンズチョイスが不思議だったんだけどこのためかと納得した。

人を撮りたく無い(撮れない)から広角単焦点、
でもこれからは撮るから望遠ズーム。
上手い。
#オーバーテイク
午前2:18 2023年12月4日

 浅雛悠が彷徨った末に定まった覚悟、トップドライバーと
なった徳丸のレースにおける焦り、トロいセカンドドライバー
のトッパズレでフェイドアウトする感じ、そしてやはりタイヤに
厳しい鈴鹿のレースコース、ってのがまた活写はされてた話
ではあったかと。

『オーバーテイク!』10話「It's gonna be a long race.」感想でした。