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ってことでようやく練習試合から合宿所に戻りれんれんが安眠したところで終わる『おおきく振りかぶって』四話以降から七話までの大まかな総括。不安と恐怖と虚喝たっぷりのグンマーな「上武バッドフィーリング」から如何に開放されてチームになろう、が描かれているからこそ「練習試合」の尊さと面白さは形作られる。

もうすぐここの練習試合も終わるあたりで、しのーかをイジり出したら
次の試合、ではあるから。
(榛名さんが出てくるのはそこから)

ってことでようやく練習試合から合宿所に戻り、次のメンタルトレーニングに入らないとこのしのーかは出てこないから
次は『おお振り』の話を書くゾ、と看板記事はこちらにして。

反射は一週間で作られる。それを習慣へと替えられる。期待、好奇心、ヤッターマンの三要素で「うまいぞ」から「うまいわ」「美味かったー」まで
ホルモンを活性化させる「反射」を作る流れが大事だと。な『おおきく振りかぶって』もう合宿の二話感想。志賀ポは◆室園丈裕[オフィス薫]だからカツオの説明はこれまた説得力がある。|torov|note

グンマーのギャンブラー的貧相メンタルは7話まで続くからなあ。まあそれだけ深刻にして、原点の描き方でもあるから、なんだけど。

やはり『おお振り』における浜口史郎サウンドは緊張や不安が小気味よく配置されているのがいい。
これは劇伴の一つ「緊張と不安」。


5話で脚本書いているのはまだ「ヤスカワ正吾」名義の
「ヤスカワショウゴ」か。今年は全く振るわないミスマッチ
でしかない「ヤスカワショウゴ」だけどね。
 近年だと『江戸前エルフ』や『グイグイ』こと「事情を知らない転校生がグイグイくる。」を4話半くらい書いてる。
(『江戸前エルフ』は全話脚本)


まあでもシンプルなペット(トランペット)独奏で、「ルパン三世のテーマ」って中で「れんれん」を思い出しつい吹いてしまって緩和する、ってここもいいシーンだ。

ってことでようやく三星戦の練習試合が終わって合宿拠点に
帰って来た西浦、ですか。



 ここに通底しているのがいわゆる「上武の差」で厄介に扱われがちな渡世文化のギャンブラー根性とその尾鰭が付きやすい差別意識、なんですが。
(まあ「上武バッドフィーリング」などと共に何度も語って来たことのルーツの一つ、ですね(もう一つの大きな流れは『よりもい』))

ま、「因循姑息の因果律」発動、ってヤツだわな。「上武バッドフィーリング」な空気感からどうイライラや鉾先を反らして行けるのか、を差し障りのない範囲で。『弱キャラ友崎くん二期』第二話「ハッピーエンドを迎えたあとも人生は続く」感想がひとまずメインで。|torov

ま、概して「上武バッドフィーリング」の淵源はギャンブル
気質の上州にありがちな限りなく貧乏揺すりに近いクラップ
音のイライラに基づくがなり立てと親和性の高いところから
傍迷惑が始まる、って相場ですが。

ま、「因循姑息の因果律」発動、ってヤツだわな。「上武バッドフィーリング」な空気感からどう
イライラや鉾先を反らして行けるのか、を差し障りのない範囲で。『弱キャラ友崎くん二期』
第二話「ハッピーエンドを迎えたあとも人生は続く」感想がひとまずメインで。|torov

そして、この「坂東的渡世の因果律」はそれこそ「武衛」の
あった平安末期(鎌倉初期)からあるイジメと排除の因果律
からスタートしているのは「鎌倉殿の13人」見てた人から
すると必然で、非常に血腥(なまぐさ)く構成されているのもまた
「上武バッドフィーリング」の証なんですけど。

 悪意に悪意で立ち向かうな。胸を張れ。疚しくないならそのうちなんとかなるだろう。まあでも「鎌倉殿」的ディスプレイの種は消されずピンピンと、なのがなあ。まあ血腥(なまぐさ)いのもまた「上武バッドフィーリング」の証。『弱キャラ友崎くん二期』原作者脚本回は五話の感想。|torov

 だからこそ「徹底的に汚物は消毒」まで行きがちなのも
また「鎌倉殿」的悲惨な御家人の顛末なんだけどね。

だからグンマー気分(「上州気分」)でスポーツなんかしでかすとろくなもんじゃない、が「上武の差アニメ」では確実に描かれるものだから。
(『おお振り』が私立の野球部『よりもい』は陸上部、『弱キャラ友崎くん』
はバスケ部と陸上部とクラス対抗でのソフトボール。その軸で描かないのは
「圧倒的埼玉文化」で圧倒している『シンカリオンZ』と『着せ恋』)

とばっちり程度の悪態憑き程度の次郎長ないしは
オフレッサー気分で薬物なり酒なりのある種酔いしれた半端者の
気分でいるとあっさりとっちめちんな処分対象になる。その様な
危うさを理解してない、「上武バッドフィーリング」を
いつまでも「上州気分」でやらかしてるとね、って寓話を
多分に落とし込んでもいるんだろうけどね。

悪意に悪意で立ち向かうな。胸を張れ。疚しくないならそのうちなんとかなるだろう。
まあでも「鎌倉殿」的ディスプレイの種は消されずピンピンと、なのがなあ。
まあ血腥(なまぐさ)いのもまた「上武バッドフィーリング」の証。
『弱キャラ友崎くん二期』原作者脚本回は五話の感想。|torov


 だから末に行くと「上州気分」でやらかして悦に入ってて
結局お取り潰したまるか食品のソフトボール部顛末とか観てるとすごく
醒めるし、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」で、工場再開後の関東大学出身の
へっぽこバイヤーが撒き散らした大量のペヤングを誰もスーパーや
ドラッグストアの利用住民は見向きもしない、ってパラドックスを
失笑するしかなくなる、なのが「レイシズムが強いだけのグンマー根性
ならスポーツなんかに関わるな」の一連に通底してしまうもの、
なんだけどねえ。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13104895723?query=ペヤング ソフトボール部

結局廃部は免れたが、オデンなピックの殉教者の一部に埋め込まれてる感じなのが、そこらへんのスーパーで干からびているペヤングと共に当面好きになれずに放置されてる感じがなんともね。

「思い込みの二項対立」は虚しく壊れた人間しかドラッグ&ドロップできない。「デリカシーのない人」しか生み出せないから。|torov

(要はそちらはそちらで、の「デリカシーのなさ」が
「中濃ソース」や「ペヤング強要」に見受けられるので、
フリアンの味噌パンや焼きまんじゅうにも親しみのない
グンマーがそれらを振りかざすことにも積極的に賛同
しにくいからこそ、それらの「つらい」が観てて
更に浮き彫りになるから、は一理あるのではないか、
とも思った次第)


まあそんなものが深く重くのしかかっているからこそ、
そこから「上武の差」を利用してれんれん(三橋廉)を救おう、
チームになろうが描かれているからこその「練習試合」の尊さと
面白さ、なんですが。

 基本的には『ドカベン』よりも捕手の読み合いがしっかり
描かれてる点と、野手が努力で気弱だったところを、真摯に
弱小野球部に入って乗り越えていくところが(それをまた
ナイーブな投手に投影させているところが)『キャプテン』
の正統な後継作品でもある、ってことだよな。
(だから二期のEDに「ありがとう」なんでしょうけど)

だから「西浦」で考えると生みそおにぎりや焼きまんじゅう
は「うまそう」にならないのは自明の理、ですらある、
なのがこの作品のスジの通り方なのかもな、とも。




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