「首位争いは一部のおまつり、残留争いはみんなの大祭り」。昇格の同期清水エスパルスをコンサドーレ札幌が介錯するに至ったバカ試合とは。〜酔いしれたシテぶりを発揮する審判団がいる限り、スタジアムに行く気はまだまだしない。
ともあれ今年（2022年）のＪ１リーグに関して
は全日程終了。あとは入れ替え参入の残る
１枠を３チームが争うのみ、となりました。
まあＪ１リーグの最終節といえば、
「所詮日程くんの最終戦はいつだって神」
であり、
「首位争いは一部のおまつり、
残留争いはみんなの大祭り」
がデフォルト（いつものとおり）なのですが。
ってなワケでいつものザルで殴り合うゲーム
になった2022年Ｊ１リーグ最終節（現行の
ルールパターンで行くと開幕節と最終節の
カードが同一になるのは当たり前）「北海道
コンサドーレ札幌対清水エスパルス」の
ゲームレポートをテレビ観戦を中心に分析
した上でやっていこうかと。
まず金子、菅野の二枚落ちは累積とケガで
はっきりしていたし、中継中で何度も姿を
捉えてもいた（むしろ深井一希が試合終了後に
姿を見せていた方に勇気付けられた）。
で、例の報道通りコオロキ、高嶺、大谷と、
あとスパチョークとミランはずっといないので、
ベンチにドド（ドウグラス・オリヴェイラ）、
小野伸二、中島大嘉。ＧＫ控えはもう忘れかけ
られてたベンマムンアミン（→Ｕ−１８の選手
を登録）。
ほぼ五六枚落ち（既に離脱で駒井もいないし）
の一方で清水でいないのは流れ流れた乾くらい。
なのに脳天気な実況・解説で笠井アナも大概
だが、ここで余市町長選出馬未遂の吉原宏太を
投入するのもなんだかなあと。
（案の定つまらん謎の褒め褒め地獄を聞かされる
つまらないアジテーションの上塗り重ね。
誰がそれを欲しているのかあからさまに謎な
ムーブをやらかすたびに安い失点が増える
ことも経験則でわかるわけですが。
個人的に吉原の解説復帰はまだ時期尚早かと）
やはり守備でなんとか保ち応えていたものの
４−１−５陣形からの福森（背番号５）からの
パスが安定せず雑で、かつ中野小次郎に合わせた
おっかなびっくりパス回しであまりリズムも
整わないので、前線の清水傭兵部隊に差し込ま
れる形で試合の大半でリプレースキック（主に
ＦＫやＣＫ）を握られるケースが多かった。
サイドチェンジもかなり半端で、パスも
大方軽くインターセプトされていた。
前半もようやく30分を過ぎて、形のシンプルな
攻めの型が模索できるようになり、40分過ぎに
北海道コンサドーレ札幌先制。
右サイドの田中駿汰（背番号２）から、
横パス縦パスでペナルティエリアに進出した
ガブシャビ（ガブリエルシャビエル）が
シュートコース狙って打ったループはお見事。
このシーンの前にあった場面で浮いたボール
をガブシャビに供給してたが追いつけず、
ガブシャビは足元に（ボールを）欲しがった
って前フリの場面があった、ってのもまた
ポイントの一つ。
この日のハーフタイムのハイライトは、
軽々と空中にボールを蹴り上げる完璧な
トラップを軽々と披露する（これだけでも
見に行く価値があるな、とは思わせる）
小野伸二の映像でした。
まあ、そこで鈴井貴之と共に「北海道道」
やってる多田の不用意な発言「ボールが
フワフワ浮いている」が後半のドンパチバカ
試合の口火だったような。
案の定ハーフタイムの裡（うち）にコロリが
（ベンジャミン コロリ、背番号32）投入されて
４分と６分に立て続けでエスパルスが得点し、
清水逆転。
まずはサイドに散らされて、クロスをＤＦが
二人おはじきしたこぼれをコロリがバック
フィードして得点王チアゴサンタナのミドル。
これは小次郎ノーチャンス。
エスパルスの二点目も５−１−４のバック
五人の並びがてんでバラバラ。中に清水傭兵部隊
の三人に入られ、ＣＢ岡村が前に釣り出されて
いるところで少し潰れたような守備陣形に
なった隙間をワンツーパス決められて、抜け
出した白崎に流し込まれると。最後にチェック
に行ったのが福森だからどうしようもない。
ただ、まだ時間はあった。
個人的なリアルタイムとしてはこの時間に
帰宅して、「まあこんなもん」とＢＳの人間力
解説という最も観る気がしないものを眺めて
戻ったら、既に２対２になっていたと。
その同点に追いついた二点目はガースー
（４番をつけた菅（すが））のスローインから。
ここは27荒野拓馬のスルーパスに尽きる。
158.熊 2022.11.5 20:46 No.4403632
ID: k0MjQwNWRh
札幌の2点目が美しい。
出し手と受け手が完璧なタイミングで動いて
裏を取っている。
ミシャのサッカーって感じ。
162.札 2022.11.5 21:05 No.4403686
ID: ViYzFjODgw
荒野って青木加入一年目から妙に連携が
良かったよね
ウマが合うというか
2点目は良いアシストとゴールだった
【J1第34節 札幌×清水】
札幌が壮絶な打ち合いを制し最終戦を勝利！
同点弾の青木が後半ATに決勝弾も挙げ粘る
清水を突き放す
27荒野拓馬のスルーパスが青木にドンピシャ。
一度権田（日本代表ＧＫ）に弾かれるが、
こぼれたので青木押し込むと。これで２対２。
次の試合の綾は後半25分。５福森そろそろ
お疲れで今年ようやくフィットして来た背番号
24中村桐耶投入。
このとき鈴井貴之が「こうなるのに決まって
ます」と宣言したのがその通りになっていく
わけですが、その後のどうしようもないあゆあゆ
がいかにも「ミスター残念」。
エスパルス三点目は終始リプレースキックを
貰っていたのが利いて、三連続でリプレース
キックを貰ったフリーキック（ＦＫ）の三本目。
ブロックで弾いたボールをこぼしてカオスな
場面を作られ押し込まれてボランチのホナウドに
決められると。
失点後にガースーを代えて背番号45の中島
大嘉（たいか、国見出身最後の大型ＦＷ、
と呼ばれるパリＯＰ候補。名前の嘉は、
ジャガイモ事変でも知られる同じ国見出身の
レジェンド大久保嘉人から付けられた名前）が
投入される。
試合最後のトリガーは「北海道道」の多田が
コメントを欲しがったここの二枚替え失敗に
尽きるかと。多田曰く、
「ピカチュウと言いたかった」
ヤゴ ピカチュウが完全にルーフェルに
置いてけぼりにされた二失点が最後に効いた
かなと（11中山と10カルリーニョジュニオを
下げて15岸本と27ピカチュウ投入）。
決勝点においても、サイドのピカチュウが
ルーフェル（背番号７のルーカスフェルナン
デス）に千切られて、ペナルティエリアでの
ルーレットを青木にセットして、死刑執行人の
介錯。勝ち点45、「ＢＳさん劇場＆試合壊し
のＶＡＲ裁定＆中野小次郎ＧＫ」のトリプル
コンボで喪われた10失点を亡き者にして
計算するとこれもイーブン、といふ実績を
しっかり突きつけるフィニッシュになったのかと。
まあ結果的には、アトシマツダの仕事人完了
がベースにあった残留争いのキーポイント。
監督解任後に登用された際の松田浩はラストに
しっかり仕事を完遂するんだよな。これで
ガンバ大阪は残留確定。これが効いたので、
「勉強不足のヴィッセル神戸」が発動して
神戸は最後も使えなかったと。
本質的には静岡出身の野々村がチェアマン
やってて、静岡のチームが２チーム共に直の
ストレート降格となり、ルールが甘くてリーグ
自体が大概おかしい時に優勝するフラグで
有名なチームが優勝した、といふことは。
取りも直さず「全国的にあまねく知られる
スポーツ」を放棄して、つまらなくレイト
ジャッジをかまし続ける審判団にへいこら
し続けるデレデレした罰ゲーム多めで集客を
放棄しがちな狼藉たっぷりの「時間が読め
ない」三下ルートを突き進む、ってことなの
かなとは読み取れた（可能の過去形動詞）、
そんな今年のＪ１リーグの終わり、でした。
最終節もホーム勝ちはコンサドーレ札幌
だけで、アウェイジャッジとＶＡＲに酔い
しれたシテぶりを発揮する審判団が低い
意識を変革しない限り、時間の読めない
ジョンクススポーツ（キチしかいない、
安全性と娯楽性に乏しく一部が熱狂だけしてる
スポーツまがい）に出かけてまで付き合う
つもりは、まだなおこの御時世だし、
ないな、と。
「ジェフの奇跡的な残留」を知る上での
ザッとしたおさらい。その１・
「ジャスティスの罪状ズラズラ」
メモから。｜torov｜note