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【コラム】こどもの発熱予防(ビタミンCの働き)
保育園栄養士のとろみです。
第11波警戒というニュース気になってきました。
過去の感染者のお話を思い出し、後悔のないよう、体調整えようと気を引き締めております。
そこで体の中からウイルス対策を考え、「ビタミンC」レシピを公開しました。
ビタミンCとは?
ビタミンCは、身体にいいらC(しい)と言われますが、何がいいのかご存じでしょうか?
美容によいとは知っている方も多いと思います。ビタミンC入り!と書いてあるとついつい手が伸びてしまうことありますよね。
ビタミンCの特徴と働きとは?
調理による加熱に弱く、光や空気に影響を受けやすいのが特徴です。水に溶けやすい性質を持つ水溶性ビタミンです。
・植物性食品からの鉄の吸収を助ける働きをしています。
・美肌に効くビタミンとしては有名です。肌をなめらかにするコラーゲンの合成を助けるので、肌のシミやシワを防ぎ、傷や火傷の治りも早くしてくれます。シミの元となるメラニン色素が生成され出るのを抑えてシミを防ぎます。美白効果も期待できます。
・風邪にはビタミンCが必要といわれるように、白血球の働きを強化し、免疫力を高め、細菌やウイルス感染への抵抗を強める働きもあります。
・がんのリスクを低下させる効果も期待されています。抗酸化作用のほか免疫力増強作用があります。
・ストレスも緩和されます。ストレスに対抗する「アドレナリン」の合成にはビタミンCが不可欠です。
ヒトの体の中では生成できないので食品から摂取する必要があります。
ビタミンCは食事からのビタミンC吸収率は約90%高く、体内に吸収されやすい性質を持っています。消化管で吸収された後、全身に運ばれ、吸収されなかった分は尿として排出されます。健康な方であればビタミンCを摂りすぎても尿となって体外に排出するため過剰摂取の心配はほとんどありません。
ビタミンCが含まれる食品
野菜や果物全般に含まれていますが、特にレモン、などの柑橘類や、ピーマン、キャベツなどの野菜に多く含まれています。
調理法では、ゆでよりも蒸し!
ジャガイモなど芋類はでんぷんによってビタミンCが保護されているため、調理後にもほとんど分解されずに残ります。
1日あたりのビタミンC摂取量
成人では1日の推奨量が100ミリグラムとされています。(乳児は50ミリグラム程度です。)キウイフルーツなら2個分、いちごなら10粒程度の量になります。
不足した場合は?
倦怠感や疲労感、気力低下といった症状が現れます。朝の目覚めが悪くなったり、物忘れがひどくなったり、怪我なども治りにくくなるといわれています。
以下の状態であれば、ビタミンC不足しているかも?!
☑ 疲れやすい
☑しょっちゅう小児科に行っている
☑ 歯をみがくと血が出る
☑ アザができやすい
☑ 肌が荒れやすい
☑ シミが気になってきた
いかがでしたでしょうか?
ビタミンCは、一定以上体に貯蓄できないという特性があります。2~3時間で排泄されるので1度にたっぷり摂るよりこまめに摂るのがベスト!血中のビタミンC濃度を保つことがポイントです。
皆さんにとって今週もよい1週間でありますように。
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