【コラム】好き嫌い多数な幼児期の食環境と献立例
保育園栄養士のとろみです。
多くの親御さんが経験する、子どもの好き嫌い。
せっかく用意した食事を子どもが食べてくれないと、がっかりしてしまいますね。よくママたちにお話しする内容を本日は紹介したいと思います。
大事な我が子だからこそ、不安で悩みが尽きないものです。
成長過程のひとつととらえ、あせらず、深呼吸しながら寄り添っていきましょう。
保育園での工夫
(1)彩り豊かな食事
幼児が食事に興味を持ちやすくなります。
色とりどりの野菜や果物を使って、楽しい盛り付けを心がけています。
食べ物だけでなく、100均で揃えられるカラフルな紙カップなどでもテンション上がってきますよ。
(2)食事の時間を楽しいものにする
ストレスなく楽しいものにすることが大切です。
みんなと一緒に食卓を囲んで楽しい会話を交わしたり、食事中に笑いを取り入れたり、静かな音楽を流すと、幼児が食事に対してポジティブな感情を持てるようになります。
平日は時間がないと思いますので、週末気が向いたときにでもいかがでしょうか。
好き嫌いが激しい幼児期の献立例
幼児が食べやすく、馴染みのある食材や料理を中心に取り入れることがポイントです。
朝食:
ごはんに納豆や卵焼き、きざみ海苔をトッピングした納豆ごはん。
お味噌汁(具材は豆腐やわかめ、ネギなど)。
ゆでたまごやきゅうり、トマトなどのサラダ。
昼食:
おにぎり(梅干し、鮭、明太子などお好みの具材で)。
野菜天ぷら(にんじん、かぼちゃ、いんげんなど)。
ささみの唐揚げ。
夕食:
豚汁(具材は豚肉、大根、じゃがいも、人参など)。
サーモンの照り焼き。
おかゆにおかずを添えたり、うどんやそうめんをつゆでいただく。
スナック:
ゆでたまごやプチトマト、きゅうりのスティック。
煎りごまや海苔を使ったおやつ。
お茶漬け(温かいごはんにお茶漬けの素をかけたり、具材をトッピングする)。
食材の彩りや調理法のバリエーションを考慮し、食事の楽しさを増やす工夫もしています。
いかがでしたでしょうか。
ママ、パパ、お子さんにとって、苦痛にならない食環境づくりの
参考になれば幸いです。
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