【一石二鳥】野菜だしベジブロス~ウイルス+ダイエット対策×ホットクック~
保育園栄養士のとろみです。
ホットクックが得意な煮込み料理。
コロナに負けないように免疫を高めるだけでなく、ダイエットにも注目されているベジブロス。ホットクックを活用すると簡単に完成したので、ご紹介します!!
ベジブロスとは?
野菜のベジタブルと出汁を意味するブロスを組み合わせて作られた造語です。捨てていた野菜のヘタなど野菜の調理くずの部分を煮込んだだしのことです。
野菜のくずを煮込むことで、栄養がスープの中に出て、それが野菜の旨味を引き出してくれます。しかも、栄養が体に消化吸収されやすいので嬉しいですね。
ベジブロスをおすすめする理由3つ
1、野菜の栄養を丸ごと無駄なく吸収
野菜の皮やヘタ、根など捨てている野菜を丸ごと活用できるため無駄がありません。スープで食べることができるので茹でたり、煮たりすることで溶け出す栄養素や成分も吸収することができます。
2、免疫力アップ
ベジブロスのダシに含まれる成分であるファイトケミカルには免疫細胞の働きを高める作用があります。
3、抗酸化力アップ
強力な抗酸化成分を持つといわれるファイトケミカルは人の体を老化させる最大の要因である活性酸素の働きを抑えてくれます。
ファイトケミカルとは野菜など植物に含まれる機能性成分のことです。自分で動くことのできない植物が紫外線や害虫などの外敵から身を守るため、自らの体内に作り出す成分のことです。ファイトケミカルには強力な抗酸化作用や免疫力を高める作用、発がん性を抑制する作用などがあります。私たちの健康の維持や増進に欠かすことのできない5大栄養素と同じくらい大切です。
ファイトケミカルの健康効果とは?!
1、体内の毒を解毒する
私たちの身の回りにある有害物質である環境汚染物質、食品添加物などを解毒する働きがあります。その役割の中心には肝臓にある解毒酵素で働きを高めてくれるのがファイトケミカルです。ファイトケミカルを取ることで肝臓の解毒酵素の遺伝子が活性化され、有害物質や発がん物質を無毒化し体外に排出しやすくします。
2、美肌効果を高める
特に赤色の食材であるトマトなどには強い抗酸化力がありストレスなどによりよる体のサビを抑えて、肌や肩の老化を防ぐ美肌づくりをサポートする効果があります。
3、ガンを予防する
野菜スープに含まれるファイトケミカルには細胞の遺伝子を傷つける活性酸素を除去する作用や発ガン物質を無毒化し排泄する作用やガン細胞に働きかけ自ら脱落自滅させることを誘導する作用などがあります。
4、動脈硬化を予防する
動脈硬化の進行を遅らせるには、血液をサラサラにする必要があります。にんじん、トマトなどのファイトケミカルには高い抗酸化作用があり、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ動脈硬化から血管を守ります。玉ねぎやキャベツにも血液をサラサラにする作用があります。
5、ダイエット効果がある
唐辛子、ニンニク、などには体脂肪の代謝を高め、燃焼を促す作用があります。ファイトケミカルたっぷりの野菜スープを食生活に取り入れることで、食事の量が抑えることができ、血糖値の急上昇を防ぎ、野菜本来の甘味、うまみに敏感になり、脂っこいものや甘いものを自然と控えるようになります。
野菜をいつもと同じように食べるよりも、ベジブロスにして食べることで抗酸化作用などを期待することができるなど体に良いことがたくさんあります。
ベジブロスは野菜のダシなので野菜のくずだけで作ることが多いですが、今回は、そのまま食べることのできる簡単スープを紹介させていただきます。
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