【コラム】家族で創作体験!夏休み行事食~おにぎりパーティ~
保育園栄養士のとろみです。
パパ、ママは明日から夏休みに入る方も多いのではないでしょうか?
今年はコロナの感染拡大もあり、休暇の過ごし方にも制限がでていると思います。そこで今回は、気軽にできるおにぎりパーティーをご紹介します。
保育園でも子供たちはおにぎりが大好きで、おにぎりを作るとたくさん食べてくれますので、子供たちにとっては特別なもののようです。
100均では幼児も使える便利な道具や、幼児がよろこぶ色付けできるふりかけなども使うと非日常な創作活動になりますよ♪
おにぎりパーティの魅力
❶手づかみ=脳への良い刺激
手づかみ食べは五感をフルに使います。目で食べ物の色や形、触ることで感触や温度、口に入れて味や食感、鼻で匂いをかいだり、噛んだときの音を楽しんだりなどできます。
❷食べ物を大切にする心をはぐくむ
食事は毎日欠かすことができませんので、身近にある食べ物を大切にすることができる人は、素敵です!!
子どもたちにも楽しんでもらえるように「3択クイズ」はいかがでしょうか?
第1問
お米は田んぼで育ちますが、一般的に田植えはいつの時期に行うでしょうか?
1.3~4月
2.5~6月
3.7~8月
答え:2.5~6月
お米の苗は気温が10度以下になると成長が止まってしまうので、気温が15度以上になる時期が田植えの目安とされています。5月の終わりから6月の頭あたりで田植えを行う地域が多いようです。
第2問
お茶碗一杯にお米は何粒入っているでしょうか?
1.100粒
2.1000粒
3.3000粒
答え:3.3000粒
お茶碗一杯には、およそ3000粒のお米が入っています。
第3問
おにぎりに海苔が巻かれるようになった理由はどれでしょうか?
1.栄養が豊富だから
2.見た目がオシャレになるから
3.具がこぼれにくくなるから
答え:1.栄養が豊富だから
おにぎりに海苔が巻かれるようになったのは江戸時代からと言われています。海苔は栄養が豊富であることに加えて、手に米粒がつかないという便利さもあり、当時から持ち運べるごはんとしてとても重宝されたそうです。
第4問
日本で一番お米が採れる都道府県はどこでしょうか?
1.新潟県
2.秋田県
3.長野県
答え:1.新潟県
新潟県は日本で一番お米が作られている県です。ちなみに2位は北海道、3位は秋田県です。
第5問
昔はお米は食べるだけでなくあるものの代わりとしても使われていました。それは一体何でしょうか?
1.肥料
2.お金
3.節分の豆まき
答え:2.お金
平安時代から江戸時代にかけて、国に収める年貢「今で言う税金のこと」を農家の人はお金ではなくお米で支払っていました。この支払うお米のことを「年貢米」と言います。少しずつお金が世の中に広がっていくことで、年貢米の制度はなくなっていきました。
❸「ひとりでできる」をパパとママが認めてくれた
「すごい!じょうずにできたね」「やればできるね」などとパパとママが子どもたちを褒める言葉がかけやすいと思います。保育園でも同じように声掛けしていますが、ひとりでできたことに子どもたちも満足そうな表情が多かったです。
❹苦手なおかずもチャレンジしやすい
わかめ、ゆかり、ふりかけなどといっしょに、ちょっと苦手な魚、例えば木曜日に公開したメニューの場合、「さばみそ」などをおにぎりの中にちょっと入れてみるのもおすすめです。いつもは食べなくても食べてくれる可能性も増えますよ♪
注意点:食中毒
おにぎりを素手で握ることは注意が必要です。
素手で握ると「黄色ブドウ球菌」がつきます。これは人や動物の傷口をはじめ、手指、鼻、のど、耳、皮膚などに生息しています。黄色ブドウ球菌の特徴としては、激しい吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などです。
常温で長期保存も気をつけましょう。
いかがでしたでしょうか?
楽しい行事食をご家庭でも体験いただけたら幸いです。
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