1歳児との沖縄旅行
入院が長いと妄想の翼も広がりまして、旅に出たい...!となっています。
入院期間が長期化してもう2ヶ月経ち出すと家族も疲労困憊です。そうなると『命のお洗濯』をしたくなるわけでして...
最近夫氏とのやり取りでは『早くデートに行きたいね』『旅行に行きたいね』『一緒に過ごしたいね』『あちこち怪獣さんを連れて行ってあげたいね』ばかりです。健康なうちに、行けるうちに旅には行った方がいい!!
そんなわけで、怪獣さんを連れての旅を思い出して今回はお話ししようと思います。
旅行日程は無理なく、暑すぎない時期を選択
なんせ共働きの我が家。
旅行に行く前後はある程度休める日程を組んでおかないと、のちのち死んでしまう...ということで沖縄には11月の3連休をあてました。
前後は仕事ですが平日が5日間ではない+社畜の夫氏は前日に有給をあてて回復に努めていただきました。
ゴールデンウィークやシルバーウィークだと長めに休める会社の方は休めるかと思いますが、ハイシーズンでお高い上に混むのも気になりました。
あと沖縄に3回行った経験と夏の暑さに弱い一家ですので秋ごろを狙いました。
本当は春が海が綺麗とのことでおすすめと聞いているのでどこかでチャレンジしたいところ。
あとプールデビューも検討したのですが、残念ながらプールが終わった時期なのと、海に入るのもアトピーもち一家ゆえそこまでのテンションはなく...という感じでした。
海が大好き!!マリンスポーツ!!とか、ホテルのプールで無双してやる!!という年頃になればもっと違う選択になりそうです。
ちょうど1歳半を超えた怪獣さんはお散歩も大好き、水族館も楽しめる、ちょっとお出かけの耐久性も上がっていました。
あと、ベビーカーなしでもお散歩できるうえに、体幹もしっかりして抱っこが安定してヒップシートなしでもしっかりできるようになった時期でした。
そこで今回は初めての飛行機をトライアルとホテルステイを楽しみつつドライブで行ける美ら海水族館に行くことを目的にしました。
目的やスケジュールは無理なく少ない方がイレギュラーの多い子連れ旅行ではおすすめかと思います。
移動手段とホテル選び
沖縄旅行までに、産休中の一泊旅や隣の県へのお泊まり旅、引っ越しのホテル宿泊、和歌山や奈良など大阪から車で行ける範囲でドライブ旅行(一泊パターン)を何度かトライした我が家。
日帰りでお出かけもすると大体パターンが掴めています。
基本的に問題になるのは『睡眠』です。
これまでの睡眠の戦いの記録は以前noteに書きました。
恐ろしいことに家ではしっかり眠れる怪獣さんですが、外出すると真っ暗環境でもないうえに刺激が多いためかお昼寝に苦戦します。
これは何度かお邪魔している義実家でお昼寝する時もしかり。暗幕やホワイトノイズ導入でなんとか昼寝時間は確保できるようになりましたが、寝付くまでが布団で襲われつつなので大変です。
移動しながらですと、持ち運べるホワイトノイズやできるだけ真っ暗にできるようにとベビーカーを覆うようにセットした膝掛けやおくるみを活用しても、寝付くのも時間がかかるうえに短時間で目覚めてしまいます。
今回は大阪から沖縄まで、初の飛行機移動です。フライト時間は2時間ちょい。
さてどの時間帯を選ぶか?ですが、上記の通り『昼寝している間に移動』が厳しいため、しっかり家で寝た後の余力のある午前の飛行機に搭乗して、帰りは疲れも出るだろうし荷解きや睡眠を早めにとることを想定して、ご飯を食べさせて黙らせようと昼にかかる飛行機を選択しました。
ホテルまでの移動はどうするか?にホテルの送迎バスなども検討はしたものの、圧倒的に自由度がないためレンタカーを選択することになりました。とりあえず車の振動で昼寝はしていただこう!が合言葉に。
そしてホテルですが、なんせ自由に歩き回る怪獣さんです。ベッドの上ではしゃいで歩き回りそう!
睡眠環境でいうと和室が安全ですが予約を考えた時には洋室しか選択できず。しかも沖縄はリゾートホテルということでそもそもおしゃれな洋室がほとんど(つまり遮光性はあまり期待できない)
できれば寝かしつけのあとのんびり大人2人でまったりしたい...!と言うことで、寝室が分かれているところを選択しました。
転落予防にホテルに依頼してベットを壁と大人用の2つをくっつけていただきました。そしてベッドガードは挟まって死亡事例があることも知っていたので3人川の字ではなく大人が最悪L字になって寝よう!と決定。
そして次に問題になるのは『ご飯』です。
これまで色々試してわかったのが、コースや会席料理やバイキング会場で食べるというのは結構きついということ。
ご飯は外で食べるかテイクアウトして室内で食べるのが1番平和、という結論に至ったためちょうどコロナで増えたであろうホテルレストランのご飯をテイクアウトして室内で食べる方針になりました。
あと口に合わないで食べないとなるとこれも大変ですので電子レンジやキッチン付きだとなおありがたい。
スーパーなどで手に入れたものをチンして食べられたらいい...!という観点で選びました。
幸いファミリー&子どもに優しいホテルはいろんなものを貸し出してもらえるため、事前に予約しておきました。
ちなみに味噌汁とご飯がセットで、ハンバーグがあればクリアできる怪獣さんでしたのでレトルトも持参しました。
旅行スケジュール
初日と3日目は基本移動でホテルでのんびり、2日目は足を伸ばして美ら海水族館や可能であれば近隣の観光スポットなどを覗きましょう!としました。
なお、帰りはレンタカー返却が混み合って間に合わない...!という話を見かけたので、今回はホテル返却でタクシーを予約しました。
実際どうだった?対策はどうした?
初の飛行機は?
1番心配したのは飛行機での逃げ場のない2時間です。
そこでいろんな体験談を参考に色々用意しました。
さて、実際は...ですが、優先搭乗に間に合わなかった行きですが、機内サービスでおもちゃをもらったり、新しいトミカ、シールブック、絵本などでなんとか凌げました。
あんぱん様のアニメが機内で見れましたが一切興味を示さず、最後は立ち上がって遊びに行こうとする怪獣さんを必死で宥めました。
帰りはパンなど好きなものを食べている間はおとなしいだろう...と思ったのですが、優先搭乗でもらった楽しくシールブックを遊び、パンを食べる...も、どんどん立ち上がって遊ぼうとする怪獣さんとみっちり格闘することになりました。最後は怒ってぐずり出しそうな中ようやく到着してホッとしました。
今回の経験から搭乗時間はやはり短い時間がベスト...と痛感しました。
あと、空港までの移動時間+搭乗手続き&保安検査通過時間+朝ごはんの時間などを想定して余裕を持って出発しましたが、思った以上に時間がかかる!
公共交通機関は安定の規定時間で動きますが、搭乗手続き等でまさかのチケットがうまく発券されないため混み合うカウンターに行くしかない、怪獣さん暴走など余裕がありませんでした。
事前に何度か空港まで日帰りでお散歩に行っていましたが、搭乗手続きして中に入るのはずいぶん久々の大人の我々&お初の空港ということで想像よりも時間を食いました。
移動はレンタカーがベスト、思わぬ落とし穴
沖縄在住の友人にも聞いて移動手段はレンタカーにしましたが、やはり正解でした。
ただ国際通りなどの空港近辺なら対応は違うとは思います。今回は空港からリゾートホテルへの移動や美ら海水族館への移動がありましたのでレンタカーがベスト。
ただ落とし穴になったのが普段スライドドアの軽自動車に乗っている我が家なのですが、レンタカーが静かで定評のプリウス。
おかげで運転中も振動も少なく静か...それゆえに怪獣さんがなかなか昼寝に至らず、さらに窓に日光遮断のものがないため焦りました。
急ぎUVカット膝掛けカバーなどを必死で駆使しましたが、遮光性がそれほどないうえにレンタルジュニアシートも暑さ対策がされておらず昼寝しづらい環境であったと思います。
おかげで普段は2時間は昼寝する怪獣さんも15分しか寝ず...ヒヤヒヤしました。ご機嫌で過ごせるだけの耐久性ができてきていたので良かったです。
あとベビーカーですが、我が家はほぼ市内観光をしていないのでいらなかったです。
行く前は機内持ち込みの可能なベビーカーを買うかレンタルするか悩みましたがこれはなしでいけました。
あと帰路のタクシー移動は逆にレンタカーの方が良かったかも...?となりました。
移動距離が長いためぐずったりしてもどこかに立ち寄れず気まずい感じになりました。運転手さんはいい人でしたが寡黙だったため困りました。
夜の睡眠問題
ホテルに依頼していたベッドは完璧、うまいことベビーモニターも設置できましたが、ベッドガードは試しに頼んでいたものの『初めて見る柵に興味津々でガタガタさせたい』が爆発して危険な怪獣さんが出来上がったため即刻撤去しました。
そして昼寝が短時間なうえ慣れない長時間移動もあったため早めに全員で就寝に挑みましたが...
ポスンポスンとクッションの効いたベッド&新しいものに満ちた寝室に嬉しさ爆発のキャッキャした怪獣さんに襲われつつ就寝...
普段一緒に寝ていないのもありますがゴロゴロぶつかってくる怪獣さん
飛び出して落ちるルートにいきかける怪獣さん
必死になって寝たふりをして防波堤になる親...
1日目は親もあまり寝れず(とはいえ相当早めの就寝でカバー)
朝日と共に元気に目覚める怪獣さん。
やはり親がL字型で寝るのが安全と2日目はその布陣でいき怪獣さんも屋外活動で疲れた&慣れたことで比較的寝てくれました。
やはりベビーサークルとベビー布団のセットが1番安全なので、お宿もこういうセットで置いて欲しいなぁ...せめてキッズベッドとかさ...と毎度思う私です。
お土産は初日にイオンモールで購入→郵送が大正解
これはYouTubeで沖縄土産をどうしようかなーと夜な夜な見ていたところ見たライフハックです。
これは本当に大正解!スーパーの食品が面白い上に、子どもを乗せるショッピングカートもあるので強かったです。
現地でオムツを調達するにも離乳食を調達するにもイオンは便利!オムツ交換もしやすいです。
お土産もギフトコーナーもあってしっかり買うことができるうえに、お財布に優しい設定。
さらにサービスカウンターでその場で郵送手続きを済ませたら家で受け取るだけです!!
しかも現地の友人(子連れ)とも会え、一緒にフードコートでご飯をスムーズにとることができました。
困ってもうどんがあるし、ブルーシールのアイスも食べられるし、なんならフードコートで買ったお弁当を食べることも可能です。
郵送したお土産ですが、3日目の午後には家の宅配ボックスには到着していました。おかげで余裕で沖縄土産を家で堪能でき、翌日の仕事場への持参が可能となりました。
ご飯問題は?
ご飯はホテルのテイクアウトとイオンや道の駅で購入した現地ならではフードが最強でした。おやつも現地調達したものなどで済ませました。
もちろんおしゃれなカフェや現地ならではの居酒屋やお店という憧れはありましたが、集中力が続かない怪獣さんとではちょっと心配でしたので今回は見送りしました。
それでもホテルのご飯は美味しい上に沖縄ならではのフードもいっぱいでしたので大満足でした。
沖縄は子どもに優しいとは聞いているので市内観光など次に行く機会があれば外食もチャレンジしたいですね。
余裕を持って楽しい旅を!
以前書きましたが、乳幼児連れの旅はやはり余裕が大事だなと思います。
初めての海や広い水族館、飛行機、ご飯と大満喫した沖縄旅行でした。
もちろん、健康が1番なので日程は無理なく、インフルエンザなどの予防接種も万端に、帰ってからもしばらくはリズムが崩れないように早めの就寝などで回復に努めました。
やっぱり遠足は帰ってからも大事ですしね。
みなさんも楽しい旅行をお楽しみください。
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