続 my calling
夏の暑い暑い午後
照りつける太陽
滴り落ちる汗
その中で
氷のような心が
風のない
湖面のように
今の世界を映している
目まぐるしく
目まぐるしく
変わる
変わる
咀嚼することも
味わうことも
感じることさえ
できないほど
早く
早く
何故そんなに
急ぐのか
じっとしていると
考えなければ
いけないからじゃないのか
これでいいのか
この道で
正しいのか
答えは
自分の中で
もう出ているんじゃないのか
日常の
様々な出来事が
教えてくれている
この道は
修羅の道
だと
進めば
進むほど
深みにはまっていく
それが
解っても
止まらない
大きな
大きな
石が
急な坂を
転げ落ちていくように
私の言葉は
もう
力を持たないのか
その大きな石を
細かく砕くには
その
悪しき
呪縛を
解くことは
できないのか
夏の
暑い
暑い
午後
氷のような心に
猛り狂った
団塊となった
魑魅魍魎どもが
仲間を
集めて
奈落の底に
転げ落ちていくのが
映っている
この絶望的な状況を変える
唯一の手段は
とても遠回りには思えるが
人の心に訴えること
その核となる部分
太古に根ざす
核に
言葉の
楔を
打ち込むこと
諦めず
確実に
ただ
神が
埋め込んだ
命
と
呼ばれている
奇跡の
隠された
力を
信じて
それが蘇れば
朝太陽が昇るが如く
闇は
何もなかったように
消え去っていく
それが
神が
人に
与えた
次に
進むか
滅びるか
許されるか
許されないかの
試練
2018年8月13日 mixiにアップしたものを、そのまま転載しております。
因みに my calling は こちらです。