今年からぜひやりたいと思っていることに、ファンレターを出す、というのがある。きっかけは、たらればさん(@tararebaa722)さんの以下のツイートだ。
考えてみると、大好きな本、人生が変わるほど影響を受けた本がたくさんあるのに、一度も作者に手紙を書こうとしたことがなかった。作者という存在をどこかもっと遠い存在だと思っていて、一読者の気持ちなんて些細なことに違いないと思っていた。でもファンレターに燃料となるだけの意味があるなら、ぜひ書きたい。そう思って最初に選んだのが、この絵本である。
この絵本なら瞬時に熱く語れる!と最初に思いついた。
拝啓とかかしこなんて書いたのはいつぶりだろう。そもそも文章を書くのをパソコンやスマホでばかり書いていたので、手書きで書いたのが久しく、消しゴムの在り処さえ、すぐにわからなかった。講談社宛に送ったけれど、作者の石井さんにはいつ届くだろうか。届いても届かなくても、感謝と感動を文字にしたら、なんだかすっきりしたのだった。