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【英語アクティビティ】1ヒット1ブロー
英語のアクティビティは、英語学習を楽しい時間に変えてくれます。その中でも、英単語と推理の楽しさを同時に体験できる「1ヒット1ブロー」は、私の教室での人気ゲームの一つ。二人でも楽しめますし、グループで遊べばチームワークの発展にも繋がります。今日は、そんな人気アクティビティ「1ヒット1ブロー」の遊び方とその魅力を詳しく紹介します。
ゲームのルールと流れ
「1ヒット1ブロー」は、4文字の英単語を推測するゲームです。参加者は推測した単語を提出し、正解に近いかどうかを判定します。判定のルールは以下の通りです:
ヒット: 文字と位置が完全に一致する場合。
ブロー: 文字は含まれているが、位置が異なる場合。
問題例
正解: make
予想1: earn→1ヒット1ブロー
1ヒット: 'a'(2番目の位置)が正解のまま。→ ここがヒット!
1ブロー: 'e'(1番目の位置)は正解の単語に含まれているけれど、位置が違う(正解の単語では3番目)。→ ここがブロー!
予想2: cake→3ヒット
3ヒット: 'c'、'a'、'e' はすべて正しい位置にある!→ すべてヒット!
英語では、次のような流れでゲームを進めます。
出題者(A): "Let's begin!"(はじめましょう!)
解答者(B): "Is it 'earn'?"("earn"ですか?)
A: "1 hit, 1 blow."(1ヒット1ブローです)
B: "How about 'cake'?"("cake"はどうですか?)
A: "3 hits."(3ヒットです)
B: "Okay, 'make'?"(すると”make”ですか?)
A: "Correct!"(正解です!)
これを繰り返して、正解の単語を当てていきます。二人で遊ぶ場合は、お互いに問題を出し合って、どちらが早く正解をするか競ってもよいでしょう。人数が多い場合には、みんなで推理する形も盛り上がります。
学習者のレベルによって、難易度を調整することもできます。例えば、初心者の場合には最後の一文字は公開して3文字だけ当てるゲームにしたり、逆に5文字の英単語を当てるゲームにして難しくしたりもできます。遊ぶメンバーに応じて調整してみてください。
「1ヒット1ブロー」がおすすめな理由
「1ヒット1ブローは」は英単語力はもちろん、様々な力を伸ばすことができます。以下に、このゲームがおすすめな理由をご紹介します。
語彙力の向上: このゲームでは、解答者が正解の単語を探す過程で、いろいろな単語を考えます。このプロセスを通じて、自然と語彙が増え、単語力がアップします。
推理力と論理的思考の強化: 正解に近づくためには推理や仮説を立てる必要があります。対戦する場合、早く正解を当てるために少しリスクを取る場面もあり、論理的思考力が鍛えられます。
チームワークとコミュニケーション能力の向上: チームで協力して問題を解こうとすると、自然とコミュニケーションを取る必要が出てきます。みんなで話し合うことで、コミュニケーションスキルも向上します。
手軽に遊べる: このゲームは、紙とペンさえあればすぐに始められるので、場所を選ばずに楽しめます。ちょっとした空き時間にも手軽にできるので、隙間時間をうまく使えるのも大きな魅力です。
私の教室での体験談
私の教室でも、このゲームを通して生徒たちの仲がより深まったことを実感しています。みんなで意見を出し合うことで、コミュニケーションが活発になり、お互いをより理解し合うきっかけにもなっています。そのおかげで、教室の雰囲気が明るくなり、生徒同士が以前よりも打ち解けたように感じています。
まとめ
「1ヒット1ブロー」は、英単語を学びながら推理力やチームワークも鍛えられる、おすすめの知能ゲームです。このゲームを通じて養われる仮説を立てる力や問題解決スキルは、日常生活にも活かすことができます。手軽にできる英単語ゲーム「1ヒット1ブロー」、ぜひ楽しんでみてくださいね。
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