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ぎっくり腰と息子の成長
先週の水曜日、出勤前。落としたタオルを拾おうとした拍子に腰をぎっくりヤりました。
欧米では「魔女の一撃」とも言うとか言わないとか。まさしく一撃必殺。
とりあえず車に乗って会社に行っては見たものの、全然無理。即刻退社のち、病院へ直行。
レントゲンでヘルニアでは無いことを確認してもらい、薬と湿布を処方してもらって帰宅。
その夜。風呂に入ることは困難と判断。
「ごめんパパ腰が痛くてお風呂入れないから、今日だけ特別にママと入ってもらってOK?」
と、いつも一緒にお風呂に入る息子に断りを入れると、
「おーけー!」
と良いお返事。これで一安心。パパは一足先に寝室へ。
布団に寝転んでも痛い腰。これはしばらく歩くことすら困難か。もう今週は仕事行くのも諦めるかなあ、なんて考えているところに風呂上がりの息子登場。
ところがいつもは布団に入るとすぐに抱き付いてくる息子が何故か今日は近付いてこない。なんだかソワソワな様子。
?と思っていると、彼は一言。
「かぜ、うつる?」
そう、以前私がインフルエンザで一緒にお風呂に入れなかったとき、やはりお布団に一緒に入ることも禁止されていたことを覚えていたようです。そのとき息子はなぜ一緒に寝てはダメなのかを理解できず泣いていたのですが、彼なりにそのあとちゃんと考えて理解していたのですね。
「大丈夫だよ。今日は風邪じゃなくて腰が痛いだけだからうつらないよ。ギュッてしてあげるからおいで」
そう言って掛け布団を持ち上げると、破顔して隙間に潜り込んできた息子。そのまま5分もせず夢の中へ。
ASDの特性上、年齢よりだいぶ幼い息子ですが、ちゃんと彼なりにいろんなことを経験して学んでいるんだなと思った出来事でした。
ちなみにぎっくりした腰は土日を経て無事完治…とまでは行きませんが、平常運転できる位には治りました。
よって明日は久しぶりの出社予定となります。無理してぶり返すことの無いよう気を付けてお仕事して参ります。
それではみなさま、おやすみなさいませ。