改めてオープンダイアローグについて1 ストラテラ服用日記436日目
私がNPOで広めたいと考えているオープンダイアローグについて改めて書きたいと思います。
オープンダイアローグはフィンランドで生まれた急性期の統合失調症の治療になります。
オープンは開かれた、ダイアローグは対話という意味(モノローグというとひとり語りという意味になります)
気になる治療効果は、オープンダイアローグで治療を行うと投薬治療の方と比べて再発率は3分の1に減少。入院期間も優位に現象ということが確認されています。
オープンダイアローグの大きな特徴
1.薬に頼らない対話
2.患者さんの前で全てを決める(オープンの由来にもなっています)
3.結論は出さずに対話を続けることが目的(不確実性に耐える)
4.同じ目線で話す
5.医療チームはバラバラの意見を述べる(多声性を重んじる)
6.リフレクティング・トークで患者さんに治療者を観察してもらう
7.心理的安全性の中で行う(本音を否定されないという確信を持ってもらう)
こうかくと色々と面倒に思ってしまうかもしれないが、やっているのはそんなに難しくない。
相手のことを否定しない拒絶しない、自分も否定されないし拒絶されないという安心感の中で流れに沿って話をしていただくだけだ。
基本的にはファシリテーターの進行に合わせていただければいい。
考えがあれば述べればよいし、考えがまとまってないようであればパスすることも可能だ。絶対に全員が喋らなくてはいけないと言うような緊張感もない。
私が発達障害同士で行うメリットと思う点がたくさんあって、だからこそみんなに知ってほしいと考えて活動している。
沢山の気付き・学び・癒やしがある。
メリットについては、また明日書きたいと思います。