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デスクでも沼 〜なくてもいいけどあるとちょっといいもの達〜

はじめに

先日キーボードの沼についての体験を紹介しました。

2020年のコロナ禍以降、在宅でのリモートワークがメインになったことで自宅にデスクを購入し、モニターアームとモニターを購入し、もちろんキーボードについても沼に浸かりながら旅を続け、一旦は以下写真(Before)のようなデスクで落ち着いていました。

Before

刷新前のデスク

このデスク自体はかれこれ4〜5年になります。ちょっとおしゃれをしようとして若干L字型のデスクになっているあたりがおじさんらしくてかわいらしいですね。

そして現在は以下のAfterの画像のようになっています。

After

刷新後のデスク

間接照明があったりグリーンがあったりしてなんだかとってもいやらしい(?)ですね。モダンを気取って、モテたいのでしょうか。

本記事では私のデスク環境の刷新の動機と何をまたたくさん買ってしまったのかをご紹介いたします。

きっかけ

この度私は初めての転職をすることになり、数カ月後から新しい職場に変わる予定です。現職では週に何度か出社していましたが、新しい会社ではフルリモートとなります。
これまでよりさらに在宅で仕事をすることが多くなるといいますか、それしかなくなるため、この機会にデスク環境をゼロから見直そう、と思い立ったのがきっかけです。
ゼロから見直すといっても私の中では大体のイメージはできておりました。
キーボード沼に入った人なら誰でも知っているであろう、やまかふぇさんのYoutubeを見まくっていたからです。

私のデスクのイメージは概ねやまかふぇさんのデスクを参考にしつつ、照明についてはクリティティブの裏側さんの動画などを参考にしています。

デスク

COFO Desk Premium

COFO Desk Premium

私が購入したデスクはCOFO Desk Premiumです。やまかふぇさんはWAAKのスタンディングデスクを利用されており、木の質感や色合いがかっこいいな、と思っていたのですが、WAAKの最新版のWAAK Standing Proはお値段が優しくなく、残念ながら予算的に無理でした。

せっかくなのでスタンディングデスクにはしたいという思いがありました。調べたところ、Flexi SpotCOFO Desk Premium が人気のようで、これらから選択することとしました。

Flexi Spotはお値段もお手頃でとても良さそうだったのですが、オンラインショップのUIがチープで、デスクの高級感が損なわれていること、またUIが悪いために実際のデスクの質感がわかりずらく、またCOFOと違って天板の角が立っているため、キーボードを使う際に肘に優しくなさそう、という点で見送りました。
COFO Desk Premiumはお値段は10万円近くはしますが、無垢材の天板で質感が最高に良さそう(WAAKに近いのにお値段半分以下!)、かつ天板の手前側が緩やかにカーブして肘の痛みを押さえられることからニーズにマッチしました。

また、ちょうどセールをしていたことから、通常"109,800円"のところ"89,999円"で購入することができました。(2025年3月2日現在もまだセールしているようです)

なお、以下のリンクからCOFOのクーポンを取得可能です。

私の選択した内容

私は画像のとおり

  • 脚:マットブラック

  • 天板カラー:ウォルナット

  • 天板サイズ:横160cm, 奥行70cm

で購入しました。ナチュラルもいいですが、ウォルナットも最高・・・
横幅をどうするか非常に悩みましたが、部屋のサイズも考慮しつつできるだけ広くしたいと考え(心のゆとりにもなると思い)、160cmを選択しました。結果は成功でした。
140cmでもよいのですが、160cmの方がかなり余白を取ることができるため、ちょっとノートや本を広げて作業するのにも余裕を持って対応することができます。

当たり前ですが電動で高さを変えることで立って作業することもできます。
高さは3種類まで記憶させることができ、スムーズかつ静音で高さを変更できます。デスク下で作業する際にも便利ですね。

立って作業する場合の高さ

組み立ては必ず二人で

私の家は2階に仕事部屋兼寝室があります。そのため、COFOのデスク天板を2階に持って上がる必要があったのですが、ちょうど妻が数日間不在のタイミングで配達されたため、一人で頑張りました。(早くデスクを刷新したくて我慢できなかった)
160cmの天板は確か35kgくらいあります。一人でなんとか階段をクリアしましたが非常に危険でした。また、組み立ての最後にはデスクを持ち上げてひっくり返す必要があるのですが、それも二人で実施しないと危険です。
もし購入される方はどうぞお気をつけください。我慢してください。

デスクオプション

COFO Desk Premiumは、天板の裏側がスチール(鉄板)となっており、磁石で様々なアクセサリーを取り付けることができます。
一般的にはそのようなデスクはCOFO以外ないため、ほとんどの主なオプションはCOFOで購入することになります。

COFO Desk Side Holder

サイドホルダーです。

サイドホルダー(赤枠のとこ)

なぜこれを購入したかといいますと、私はMacBookを仕事でもプライベートでも利用しているのですが、常にクラムシェルモード(つまり閉じた状態)で利用しています。デスク上に置いてもよいのですが、MacBookを開くことがないため、できればデスク下に収容したかったのです。

なお、クラムシェルがよいのは、大きいシングルディスプレイの方が個人的に集中できるためです。マルチディスプレイの方が生産性が上がるという研究結果もあるようですが、私の場合は1枚の方が快適です。

Flexi Spotや他のデスクの場合は、天板下にMacBook用の引き出しのようなアクセサリーを取り付けることができるのですが、COFO Deskの場合は磁石による固定であるため、置き場所を作れたとしてもMacBookが落下する危険性があります。
このサイドホルダーは、磁石ではなく天板を挟み込む形で取り付けることができ、落下する心配がありません。また本来は書類を入れることが想定されていますが、ちょうど写真のようにMacBookやノートPCを2台までなら差し込んでおくことができます。
ということでこれは迷わず購入しました。
なお、天板を挟み込んだ箇所の上部には、以下の写真のように質感の良い木製のちょっとした小物入れが付属し、磁石で固定されます。天板との質感も近く、いい感じです。

サイドホルダーに付属する木製の小物入れ

COFOマグネットケーブルトレー

デスク下のケーブル配線を整理するためのトレーです。

COFOマグネットケーブルトレー

デスクの周辺は電源ケーブルやHDMIケーブルなどケーブル地獄になるため、このようなケーブルトレーは必須です。
COFOでは磁石で取り付けできる上記トレーが販売されていますので、こちらも購入しました。(というかこれしかないので必須です)
トレーの底部がマジックテープがくっつく素材になっており、かつマジックテープの結束バンドが付属するため、ケーブルを束ねるとそのまま底部にピタッとくっついてくれます。便利です。

COFOマグネット引き出し

引き出しです。これは必須ではないですが、私には必須だったのと小さくて収納量は少ないため、2つ購入しました。

COFOマグネット引き出し

こちらももちろん磁石でくっついてくれます。磁力は強いため、ちょっとやそっとでは落ちることもありません。

山崎実業(Yamazaki) マグネット ティッシュケース

磁石でくっつくテッシュケースです。山崎実業が販売しているものをブロガーさんが紹介していたため購入しました。カラーもブラックかつお値段も良心的で、良い感じです。

山崎実業(Yamazaki) マグネット ティッシュケース

デスクオプションまとめ

磁力でアクセサリーを付けるという特殊なデスクゆえにほぼCOFOの製品となっています。ユースケースによると思いますが、サイドホルダー以外は多くの方が購入されるのではないかと思います。しかもサイドホルダー結構お値段するんですよね・・・。
Flexi Spotなどのように、DIYし放題!という製品よりは沼りにくいデスクだと思います。

チェア

AKRacing ゲーミングチェア

ここまで一切出てきませんでしたが、椅子も刷新しています。
これまではAmazon7,000円くらいで購入したチェアを利用していました。(それでもかなり快適でしたが)

今回はせっかくなので意を決して高い椅子にしよう!と思いゲーミングチェアにしました。

AKRacing ゲーミングチェア

なぜこのチェアにしたかというと、以下のモニ研さんの動画でのおすすめに腹落ちしたためです。

もちろんオフィスチェアも選択肢にはありました。オフィスチェアはCOFOが出しているCOFO Chair PremiumやCOFO Chair ProもあるわけですがCOFO以外含めてほとんどがメッシュ生地で、高級なものでも意外とおしりが痛くなるというような情報もありました。

長時間座って仕事するのだから、長時間ゲームを快適にするために作られた椅子が最強じゃね?と思い、ではおすすめのゲーミングチェアは?と調べていたところ上記動画に行き着いた、というところです。

AKRacing ゲーミングチェアは、ヘッドレストが個人的に位置や固さが合わなかったため使っていませんが、それ以外は今のところとても快適です。
おしりが痛くなることもなく、1日中座っていられます。180度リクライニングできるのもいいですね。今は冬なのでよいですが夏になるとどれくらい蒸れてしまうのかが心配ではあります。(冷房ガンガンにすれば大丈夫かな…)

モニター

Dell S2722QC 27インチ 4K モニター

4Kのモニターです。モニターといえばDell!なぜなら、お求めやすい価格なのに、必要十分な機能、性能を提供してくれるからです。
この4Kモニターのよいところは、Type-Cケーブルで接続するだけでMacBookの画面を投影しつつ、MacBookの電源供給までできるところで、しかもモニター本体の裏にType-AのUSBポートが1つあるのですが、このポートに接続した機器もさきほどのType-C一本でMacBookに接続できるという、Dock的な役割もできることです。
私の場合は、後述するWebカメラとスピーカーフォンを接続する必要があったため、1ポートでは足りなかったのですが、エレコムの安いUSBハブを利用することで2つの機器を接続できています。

これにより、モニターから出ているType-Cケーブル1本をMacBookに接続するだけで、モニターとガジェット、電源供給もすべて完結します。
デスクのDockって、いいものだと5万円以上する製品があるくらいですから、このコスパは半端ないですね。

なお、上記のモニターは、モニターの正面左下の部分にもType-AのUSBポートがありますが、こちらは利用すると見た目が残念な感じになるため利用していません。一時的になにかを接続したいときには便利です。残念な見た目になりますが。

Eono(イオーノ) モニターアーム

スタイリッシュデスクに必須のアイテム、モニターアームです。
私が利用しているのは上記のとても良心的価格のアームです。十分使いやすく何の不満もないです。

デスク周辺のガジェットたち

さて、ここまではワーキングデスクにとって必須なものたちでした。

ここからは完全にデスク沼といえる、「あってもなくても困らないがあるとなんだかいい気がする」という自己満コーナーとなっていきます。
一応、個人的に「あったほうがよかろう」順に紹介してまいります。

Anker PowerConf C200 / 2K コンパクトウェブカメラ

テレビ会議用のWebカメラです。MacBookでやればいらない代物。でも、クラムシェルしたいおじさんには必須です。
こちらのカメラはそれほど高くないにもかかわらず、2Kの解像度で、かなりきれいな画像をテレビ会議に供給できます。
おっさんの顔の解像度なんて低くていいのではというご意見もごもっともですが、ちょっとでもよいガジェットを使いたいという自己満カメラです。

Anker PowerConf S3 スピーカーフォン

こちらも同様に、クラムシェルでテレビ会議をするための相棒、Ankerのスピーカーフォンです。スピーカーとマイクの両方の役割を1台で担当してくれます。テレビ会議をする際にも自分の会話がハウリングしたりすることもなく快適に会話することができます。
私のデスクにはスピーカーがこれしかありません。今のところはYoutubeを見たり音楽を聞く場合にもこのスピーカーフォンを利用しています。
ちゃんとしたスピーカーを買ったほうがよいのでしょうが、おそらくスピーカー沼が始まるでしょう。やめておきましょう。

BenQ ScreenBar Pro モニターライト

BenQ ScreenBar Pro モニターライト

評判のよいBenQのモニターライトです。最新版のScreenBar Proです。
なくてもいいもの筆頭ですが、これが最高にいいです。
Proは人感センサーがあり、近づくと自動でフワッと最適な明るさに点灯し、離れて5分経つと自動的に消灯するという機能があり、これがとても快適です。もちろんすべて手動で行うこともできます。
モニターライトがあることで目の疲れがかなり軽減されるらしいです。らしいですというのは私はまだ使い始めて1ヶ月程度で、あまり効果がよくわかっていないからです。
一番よいのはライティングによりデスク全体の見た目がスタイリッシュになること。デスクを利用した間接照明という感じなので、明るくて手元も見やすいですし、さらにモダンな感じもなるということで、おすすめです。
ただ高い。高いよ。

DAWNTREES 大型フェルトデスクパッド

デスクパッドです。こんなに大型で、厚さも3mmあるのに、899円!中国から発送されるため到着には1,2週間かかりますが、そんなことはどうでもいいくらいに安くて質がいいです。裏にはしっかり滑り止めも付いています。なんでこんなに安いの?

壁掛け時計

壁掛け時計

木製の時計。Amazonで時計を探していていいなと思った中で最も気になったものでした。ちょっとお値段は張りますが、いい感じです。
ただちょっと高いところに付けてしまったため、見るには結構上を向かなければならず、あまり見られないかわいそうな子に。ごめん。

Belkin 2 in 1 MagSafe充電器

Belkin 2 in 1 MagSafe充電器

iPhoneとApple Watchを充電できる充電器です。私はiPhone 15 Pro Maxを使っています。MagSageで、磁力でくっつけることができ、iPhoneのスタンバイモードで時計やカレンダーなどを表示しておくことができます。
実はさきほどの木製時計を見上げるのがしんどいので、ここにiPhoneを置いてそれで時計を表示しています。
本当にごめん、木製時計。
この充電器は丸い部分の角度を調整可能なため、見やすい角度にiPhoneを向けておくことが可能です。これもお高いのですが、上を見上げるのが辛いので仕方なかったのです。

LEDフロアライト

これ

デスクの裏で部屋の角を健気に照らす間接照明。
まじでなくてもいいやつ日本代表。でも、でもあると温かいキモチになるよ?リモコンも付いていて、色温度(白系、オレンジ系のような)もワンタッチで変えたり、明るさも自由に調整可能です。点けると気持ちが少し明るくなるような気がしなくもないです。

卓上間接照明

卓上間接照明

おいおい俺を忘れてもらっちゃ困ると。俺なんてもっといらないよと。
この間接照明はお値段がお手頃で、かつおしゃれな感じだったので購入してみました。Type-Cで接続して充電するタイプの照明です。

卓上間接照明

下部正面にある銀色の部分がタッチセンサーになっており、指で触れるとオンオフや、明るさの切り替えができます。
毎回手動でオンオフする必要があるので、めんどうです。でも、雰囲気のために時々付けるようにしています。デスクなんて雰囲気ですから。

フェイクグリーン

ニトリのフェイクグリーンセメントポット(オレガノ)です。

フェイクグリーンセメントポット(オレガノ)

599円という安さにもかかわらず、チープさがまったくない、最高のフェイクグリーンです。ニトリには他にも様々なフェイクグリーンがありますが、これが個人的にはベストです。
でも、なくてもいいですね。
ちなみにお皿はダイソーのバンブートレイです。(110円)

さいごに

デスク自体は容易には交換できないため、沼にはなりにくいと思います。
しかし、危険なのはデスク周辺です。
ちょっと考えただけでも、まだデスクシェルフや小物入れなど、買い足せる物は容易に思いつきますし、フェイクグリーンだけとってもこだわりだすとまずそうです。
ただ、間違いないのはそんな沼も楽しいですし、デスク環境を改善するのは仕事をする上でも生産性の向上に結構寄与するのではないかとも思います。
どなたかの参考になれば幸いです。
それでは。

おっさんのおしゃれ努力は見てられないな


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