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母と長女の会話を聞いてモヤモヤする。何でだろう?

お盆休み、母も私も主人もワクチン2回を終えているので、短期間に絞って実家へ帰りました。本当はこのご時世、帰るのは忍びなかったのですが、去年の今頃、入院して辛い思いをたくさんした長女が、どうしても!!と懇願していたのです。長女には、夏の記憶を小さい頃からの夏のルーティンの記憶に上書きする必要があると思いました。

それは、帰省最後の日の朝5時ごろ。祖母宅においても昼夜逆転の長女は、朝早く起きてきた祖母の顔を見るなり、会話を始めたと言います。

と言っても、実は、私、リビングから聞こえる会話で目が覚めてしまい、、厳密には母と一緒に起きた犬の声で目が覚めて、会話が気になって、耳をダンボにしていました。

「おばあちゃん、私、学校辞めることにしたの」

「そうなんだ。自分で決めれたの?偉かったね」(母もここらへんは変わった。)

それからちょっと聞こえづらい会話が少しあって、聞こえるようになったかと思えば、いつの間にか、母の過去の話や父の話、母の父の話になっている。母の声ばかりが聞こえる。

私の父が通信の高校へ私が小学生の頃に行き始めた話など、励まそうとして、色々な人の成功談とか、自分の苦労話とか持ち出して、「だから大丈夫!みんな色々あったけど、結果幸せだから大丈夫!」という、うちの娘には響かないであろう、興味を示さないであろう励まし。それから、こうしたらいいよ、ああしたらいいよ、という提案。(できたら苦労しないのよ〜)まぁ、普通っちゃ普通なんだろうけど。

私が子供の頃からいつも思っていた事を思い出しちゃった〜。

私の話を聞いてくれよ!
あなたの話は聞いてないよ。
いつも人は人、自分は自分っていうくせに。

 会話ドロボー!

途中からすっかり、長女は話すのをやめて、気遣って相槌打ち始めるし。。。

そんな娘の気遣いに調子に乗って、どんどん話す母。

自分の話するんじゃなくて、色々聞いて欲しかったりするんだろうに。

帰路の車の中で、母からのLINEに気づきました。

「長女ちゃん、私が気楽に生きればいいんだよって言ったら、そうだねって」

はぁ。。。そりゃ、そういうしかないでしょ。

こういうとこなんだよなぁ。人の気持ちとか一旦、脇に置いて、自分の話や自分の価値観をねじ込む感じ。挙句、自分の話に持っていってしまう。。私は
会話ドロボー」と呼んでいますが。

自分のケースを話したりすることはあるとは思うけど、その場合は、また、ボールは返して欲しいわけですよ。もう、ボールもったら離さない。まるで、マイク持ったら離さない、みたいな。。

でも、以前は私も、娘に無責任な励ましをしていたのかなぁと思ってしまいました。もっと沈黙を気にせず、ずっと耳を傾けたら良かった。と、何やら過去を反省モードになってしまい、せっかく意を決して帰ったけれど、、なんだか疲れてしまいました〜。

疲れが抜けぬまま、今日から仕事です。

今週は、いよいよ長女の初めての病院の初診が待っていて、私はそれを考えると、どうしても憂鬱になります。。

何となく気持ちが乗らないテンション低めな日々を過ごしていて、noteからも遠のいていました。またマイペースでやっていきまーす。

ちなみに、娘が願っていた夏のルーティン、雨が降らない日が1日しかなかったのですが、実家の庭でBBQ、実家の庭で花火、スイカをたらふく食べる、の願いは叶いました。天気が悪くて星を見ることはできませんでしたが。少しでも楽しいお盆を過ごせてよかったです。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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