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中島敦作品を眺める
わたしは中島敦のファンなので、中島敦の誕生日に関連記事を挙げるのが毎年の恒例になっているのですが、今回は密かに蒐集していた中島の初版本2冊を紹介(自慢?)しておこうと思います。彼が生前に刊行された『光と風と夢』と『南島譚』です。
中島敦の生前に刊行された2冊を、ときおり見つめながら暮らしています。5月5日は彼の誕生日。#初版本 pic.twitter.com/0vlyt3zoUQ
— 垂直居士 (@suichoku_koji) May 5, 2023
『光と風と夢』の筑摩書房の装丁が何度見ても可愛い。#中島敦 #初版本 pic.twitter.com/trIOmds5kC
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「我が臆病な自尊心と、尊大な羞恥心との所為である。」(山月記)#中島敦 pic.twitter.com/U8dBQINHRC
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「……さういふ事が起りさうな者に、さういふ事が起り、さういふ事が起りさうな時に、さういふ事が起るんだな。」(悟浄出世)#中島敦 pic.twitter.com/g0UlIdneZl
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『南島譚』に収録された「悟浄出世」が中島敦作品ではもっとも好きです。この『南島譚』の「わが西遊記」二作品(悟浄出世と悟浄歎異)を読んで感銘を受けた田中英光は、太宰治にその話をしたところ、太宰から君も西遊記を書けばどうだいと勧められ、『我が西遊記』という著作を出しました。わたしは昨年『西遊記』にかまけていたのですが、ひとつにはこのエピソードに関心をもったからです。
なお、昨年の中島敦記事はこちら。わたしの中島敦関係の記事をまとめています。