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イオン「そよら成田」は令和と昭和、高度なサービスとカスハラが混在していた

ようやくイオンの新業態「そよら」を見ることが出来ました。今回見ることができたのは【そよら成田】です。

店内の写真は遠慮しましたが、色々写真を見ていただきつつ、私なりの感想と、コンサルタントとしての所感はほんの少し含めつつご紹介出きればと思います。

ちなみに、昭和、とかいってますが…

平成元年でした

本館とアネックス館から見える、二つの時代

表向きは、元の館であるボンベルタから、見事にリフォームというかリニューアルした、令和な外観があります。

かっこいいね

ただ、この「そよら成田」には、この画像の本館とアネックスがあります。

アネックスは、当時の趣がしっかりと残っていて、ノスタルジー。

看板だけみると…ね
歴史を感じる
たぶんこれからキレイにするんでしょう

フロアマップだけは、新設されているようですが、外壁や地面などはおそらくこれからですかね。

大前提として、今秋にいわゆるグランドオープンな流れで、まだまだ本館の方はテナント準備中なので、これからが楽しみです。

なのでもしかすると、こういう見え方は今だけなのかも知れません。

店内と店外

店内については、かなり綺麗な売場が揃っていました。力と気持ちの入れ方が違います。

店内の写真は遠慮しましたが、少々残念なのがこちらですかね…

カートは返そう!
だから返そうって!!

うーん、こういう所はちょっと残念でしたかね。これは店側としては、舘の構造や導線の問題、駐車場へのアクセス、オペレーションなども理由だとは思います。

後は、横断歩道が少ないので、中央分離帯のある片側二車線(合計四車線)の道路を、横断歩道を無視して渡る方が結構いました…

事故があってからでは遅いので、気になりましたね…まあこういうのはイオン側も整備するはずです…結構そういうのは、がんばるイメージ。

ただ、これは客側の意識の部分もありますからね…両成敗かなあ…とは思います。

正直、最近の地方では…そもそもイオンスタイルが「NSC業態」でやってきていたはず…簡単に言うと、平面の駐車場があって、スーパーで買い出したものを、そのまま車に持ち込むなども容易でスピーディな事がメリットだと思います。

ちょっとこのあたりは、統制に苦労するかもですね…

スーパーへの買い出しなら、斜め向かいのカスミが有利?

カスミ&コメダはつよい

写真がうまく撮れませんでしたが、まさしく平面駐車場からスーパーへ直行!天敵は雨。

コメダもあって、日常使いならどっち、と言うところですね。

イオンカード営業ハンパない

多分、そういう「食料品をどちらで買うか」に勝利するために、手っ取り早いのはポイントでの囲い込みです。

入口、エスカレーター、ぱっと見で四カ所くらいで営業しまくってました。

さすがにちょっと…な感じはしましたが、狙いと、ライバル意識がわかりやすかった。

店内は勝ち負け激しい?

まだテナントが全然埋まってないのと、あんまり地元専門店の知識が無かったので正しくは解らなかったのですが、おそらく昔から入店していたテナント達は、簡易的な売場で継続営業しているような所も…

ともあれ、昔からあった、そして、特に変化も無いともなると、いくら集客が増えようともあんまり関係ないのかも知れません。

専門的な話は避けますが、確かに予定のテナントが埋まれば、食品から医薬品、ホームセンター、百円均一、ある程度の飲食…すべて雨にも濡れず網羅出来るのと、館内の作りがそもそも大型のショッピングモールでは無いので、買い回りしやすい舘に進化する可能性もあるかもです。

客層はアダルト

まあ、最終のボンベルタからの客層なのでしょうか、ご年配の方は多かったです。

しかし気になったのが、トイレの狭さ。私がたまたま入ったトイレは、小が1、個室が1。こりゃ大変かも知れません。

一カ所しか見てないので、全貌は解りませんし、これから増えるかも知れませんが、子連れには厳しい印象もありました。

ちょっと理不尽な場面としては、食品部門…スーパーの運営は当然イオンに変わっていて、売場のレイアウトも変わっているのですが、それにキレている方をお見受けしました…それは店員さんがかわいそうすぎる…仲良くね…

後は、憩いの場…ベンチはほとんど空いておらず、ゆっくり過ごしている方が多かったです。

近くにはすごい図書館がある

向かいに少し歩けば、雑誌ほぼ読み放題な図書館があって、一人でゆっくりしたければこっち、騒ぎたければイオン。

ただこれらもすべてマーケティング戦略なんでしょう

たぶん、すべての答えは今秋に解るんだと思います。

そもそも、ほんの少し行けばイオンモール成田という、とんでもなく売れるショッピングモールがあります。

そして、競合スーパーも沢山あります。

どういう顧客の棲み分けをして、役割分担をしていくのか、追いかけてみたいと思います。

なんか案内板二つが、不思議な距離…
すぐ後ろはこれが立ってる

雑なレポートですが、流石にココでは、これくらいまでしか言えません。

とはいえ、時間軸と、古くからの地元&新規イオン、など、色んなモノが混じり合っている空気は、一度は感じてみる価値があります。

駐車場とそのエレベーターなんかもレトロさが残っていたり、ノスタルジーなミライは、きっと、ここにあります。

ではでは。

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