
#1016【読書】総裁選の最中に『暗殺』を読み終えて今想う事
まだ多くの人の記憶に新しい2022年7月8日の安倍元首相暗殺をテーマに扱った『暗殺』を読み終えました。
本書はフィクションでありながら、どこからどこまでが本当なのかが分からなくなるくらい、当時の事件が様々な角度から鮮明に描かれています。
柴田さんの徹底した取材力とミステリ作家としての実力がいかんなく発揮されていると言えるでしょう。
そんな中で私が感じた事としては、『やはり自民党総裁に選ばれるのは政策だけではない』という事実でした。
これまで自民党の派閥が推薦人や人事に大きな影響を持っていた事は言うまでもないでしょうが、それ以外にどれだけの『様々な力』が働いているかが、このフィクションからも容易に想像できてしまいます。
今回の自民党総裁選においても、積極財政派は高市早苗氏と青山繁晴氏の2名のみ、日本の経済再生よりも優先される何かが無ければ、積極財政の一択である事は間違いないでしょう。
米民主党、財務省、マスコミ、芸能界、検察、CIA、DS、その他様々な力が結集されて、日本の再浮上を妨げる要因となっていると思えてなりません。
柴田哲孝氏の『暗殺』、ミステリ小説としても面白かったです、時間を置かずに再読する事になると思います😆