#264 人生100年時代に向けて〜老後2000万円問題のおさらい
2019年6月、金融庁が発表した老後2000万円問題について、おさらいの意味を込めて纏めておきます📝
そもそも投資を促す意味も込めて出した金融庁からのメッセージが正しく伝わらずに、「老後に2000万円が不足する」という部分だけがひとり歩きしてしまったこの問題。
我々は更なる少子高齢化社会に向けてどのような準備をしておけば良いのでしょうか?
現時点での私の答えを纏めておきます。
1️⃣インデックス投資を行う。
インデックス投資のメリットや説明はここでは省きますが、今ではすっかり有名になったつみたてNISAとiDeco。この2種類だけでも最大月額約5万5千円の積み立てが可能です。
なぜインデックス投資がこれほどまでにおススメされるのかの理由についてですが…
まず、インデックス投資=長期積立が前提です。毎月決まった額をコツコツと継続して積立を行う事は、毎月の支出管理が出来ている事とイコールになります。
同時に、収入の範囲内で毎月生活を行う習慣が身につく事となります。(基本的にインデックス投資=毎月自動的に引き落としがされる為)
そして最後に、インデックス投資は長期投資が前提となる為、短期投資とは異なり株価の値動きをあまり気にする必要がありません。
一時的に保有商品が値下がりしたとしても、その分沢山の口数を購入出来る事となる為、短期投資の値下がりとは異なり平穏な気持ちでいられるからです。
まとめ ~ インデックス投資を行う理由
✅収入の範囲内で生活する力が身につくから
✅誘惑に負けない習慣が身につくから
✅長期視点を持てるから
2⃣年金受給年齢を最大まで遅らせる
現在、年金の受給開始基準年齢は65歳です。
これよりも受給年齢を繰り上げると1ヶ月毎に0.5%(2022年4月からは0.4%)減額され、5年間で最大24%減となります。
反対に、受給年齢を繰り下げると一か月毎に0.7%増額され、5年間で最大42%増となります。
ちなみに、2022年4月からは最大75歳まで繰り下げ出来る様になり、65歳から受給するのと比べると84%受給額が増える事となります。
年金の話になると、「もし早く死んだら損する」的な話を聞くことがありますが、これは全くもって筋違いです。
年金=長生きした場合に備えての保険なのだから、損得を考える事自体がナンセンスですよね^^
まとめ~ 年金受給年齢について
✅年金の受給年齢は2022年度から75歳まで繰り下げ可能
✅75歳から受給した場合の受給額は84%増
✅年金は保険なので損得論は不要
3️⃣心身ともに健康な身体を維持する
かの有名な投資家ウォーレン・バフェット氏も、『健康はもっとも大切な自己投資』と言っています。
健康のありがたみは失って初めて気づくものだと良く聞きます。
私もランニング等を継続するだけではなく、食事にも少しずつ気を付けていきたいと思っています。
そして、間違ってもウォーレン・バフェットの様に、チェリーコーク(あまりにも甘すぎて日本では未発売)を1日5本飲んだり、チキンフライドステーキやハンバーガー等を食べ過ぎない様に気を付けていきたいものです(笑)
結論
人生100年時代に向けて、人々の健康年齢はどんどん上昇し、70歳を過ぎても働く人が今後さらに増えていく事でしょう。
私も心身共に健康な状態を維持し、少しでも長く働ける様に日々努力をしていくのみです。
そして、75歳まで働けなかった場合の保険として、つみたてNISAやiDeCoといった個人年金をしっかりと継続していく事で、万が一の時にしっかりと備えておきたいと思います^^
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