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#73 2022年4月施行の年金法改正について💰

年金が話題にあがる時には、必ずといって良いほど「年金制度はいずれ破綻する」という声を聞く。

2004年よりマクロ経済スライドも導入されており、年金受給額が減少する事を『年金制度の破綻』と言っているのなら、それは確かにその通りかも知れないが…

しかし、年金自体が貰えなくなるなんて事はあり得ない。ベーシックインカムでも導入されない限りは…

こんな基本的な事も勉強するまではハッキリと分かっていませんでした😅

今回は、来年度から施行される年金法改正について学んだ事を、忘れない様にシッカリとアウトプットしておきたいと思います🖋

大きな変更点は4つ

1️⃣厚生年金適用範囲の拡大
2️⃣在職中の年金受給の見直し
3️⃣
受給開始時期の選択肢の拡大
4️⃣iDeCo見直し

1️⃣厚生年金適用範囲の拡大

対象者を以下の通り変更

勤務期間(1年間→2ヶ月)
✅企業の従業員規模を縮小(500人→50人)

当該対象者の拡大により、加入者が65万人増えると言われています。

2️⃣在職中の年金受給の見直し

これまでは、働きながらの年金を貰う場合、あまり稼ぎ過ぎると受給額が減額されてしまっていた。
この減額の基準が少し緩くなった様です。

従来 … 年金+給与が月28万円以上
✅今後 … 年金+給与が月47万円以上

あんまり稼ぎ過ぎると貰える年金が減っちゃうからという理由で、これまではほどほどに稼いでいた人にとっては朗報という事ですね。

要は、1️⃣&2️⃣は、年金財源の確保という観点から変更となる内容なんですね。

3️⃣繰り下げ受給年齢が75歳

年金を保険と考えれば、これは非常にありがたい変更と言えるのではないでしょうか?

75歳まで繰り下げを行えば、最大で84%受給額が増える事になります。

繰り下げによって増えた受給額は死ぬまで変わらないので、これは大きなメリットですね👀

あとは、75歳まで頑張るのみです^^

4️⃣iDeCo見直し

これまでは企業型DCに加入している人がiDeCoに加入する際は、労使の合意が必要だったが、今後はこの制限が緩和される、要はiDeCoに入りやすくなるという事らしい。

また、受給開始時期の選択範囲については

✅従来…60~70歳の間
✅今後…60~75歳の間

と変更される。5年間延長されるのは非常に大きなメリットですね^^


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