21歳の大学生が自己資金100万円から始める二郎系ラーメン屋🍜〜資金調達編〜
こんにちは、ともです!
先週、銀行さんから融資の内定が出たとの報告を受けました!
今日は僕がどのようにして資金調達をしたのかについて書きたいと思います。
一年前の貯金は0円
2020年5月に千葉県から愛媛県に引っ越し僕のラーメン生活がスタートしました。
当時、大学2年生だった僕の通帳には5万円しか入っていませんでした。
僕の家庭は母子家庭で
長男の僕、1つ下に妹さらにもう1つ下に妹と3人年子の4人家族となっています。
母方のおじいちゃん、おばあちゃんにも支えてもらいながらスクスクと成長してきました。
決してお金に余裕のある家庭ではありませんでした。
一年で出店すると決めたのはいいものの
本当に開業資金(お金)をどうしよう。
そればかりが頭によぎっていました。
学生なのでもちろん大学の課題もあります。
他の人より自由に使える時間は少なかったです。
何度も、「お金がない」「時間がない」から出店できないかもと頭の中よぎりました。
けど、そんなことを言い訳にして、現実から目を背けるのだけは嫌だと思い、実際に出店されたことのある方に連絡をし、オープンまでの資金繰りについて質問させていただきました。
4名の方のお話を聞いてると1つ共通していることがあったのです。
それは最低でも出店までに100万円の自己資金がないと融資は無理だと言うことでした。
100万円あっても厳しいけど100万円がないと融資は絶対に無理だと言われました。
もし100万円貯金できなかったら自力で親戚などにお願いしお金を借りる方法しか残っていませんでした。
僕的にはこの選択肢は初めから無かったので融資の審査を何がなんでも通らないと出店できない、そう思っていました。
まず、貯金する目標金額を決めたのですが100万円を貯めるためには目標を100万円にしては行けないなと思ってました。
これはサッカーから学んだことです。
県大会で優勝を目標に掲げているチームと全国大会優勝を掲げているチームでは普段の取り組みが変わって来ます。
残された日で100万円を割り1日で貯金するべき金額を出すのと、残された日150万円を割るのでは1日あたりに貯金するべきお金の額が変わって来ます。
なので僕は150万円を貯める計画で1日あたりの店の売上を計算し
それを目標に毎日どうすれば1人でも多くのお客さんに来てもらえるかを考えていました。(純利益をどう増やすか)
売上だけを追い求めていると本来自分のしたかった夢を語れる空間作ることを忘れ何のために毎日仕事をしているのだろうと思うこともありました。
お金を貯めるには収入を増やし支出を減らすと書いてあったのでなるべく支出は減らすように心がけました。
無駄な飲み会や食費とにかく削れるものは削り全て開業資金用の口座に貯めていきました。
僕の場合、お金への危機感を持ったのが少し遅く修行が終わる半年前でした。
6ヶ月で100万円貯めるのはかなり大変でした。
今ではいい思い出です!
とにかく毎日本気で生きていましたね。
コロナの助成金で10万円を市からもらえることができなんとか100万円を貯めることができました。
一年前から少し変わった計画で準備を進めていた
夢を語れの創業者に融資について一番最初に相談した時
「何も考えずに自分が出店したいと思う地域の銀行に行って夢語っておいで」
そう言われました。
当時の僕は、どこからどのようにしていくらお金を借りれればお店を出せるのかもわかっていなかったので、とりあえず言われた通りに成田空港行きの格安航空のチケットを取り2日間お休みをいただいて千葉へと飛びました。
そして、銀行へ行き夢を語りました。
ご用件はなんですか?
と受付の方に聞かれたので夢語りに来ましたと言いました。
次から次にお偉いさんが出てきてめっちゃ緊張しましたね。
そして担当の方に個室で
「ご用件は」
と改めて聞かれたので
僕は夢を語れるラーメン屋を出店したくて今愛媛県に移住して修行しています。
毎月10万円以上貯金して半年で100万円貯めてみせますので、その時は僕に融資をしてください!と言いました。
初めは、なんだこいつみたいな目で僕を見ているなと感じました。
なのでボルテージを一つ上げ自分が本気だということを全力で伝えました。
そしたらしっかりと伝わったのか真剣に僕の今までの経緯を聞いてくれました。
記憶には残っただろうと思い、僕は銀行を後に愛媛に帰りました。
後は有言実行するのみと思い帰りの飛行機で腹を括ったことをよく覚えています。
そして毎月10万円以上を貯金をし続けました。
信用が信頼に変わる瞬間がきた
松山に帰ってからネットで自己資金と融資額について調べていると100万円だと正直ラーメン屋を建てることは厳しいと書いてありました。
射抜き物件でよっぽど条件が良くないと無理だとわかりました。
確かに製麺機だけで180万円くらいするので言っていることは正しいかもですね、、。
けど、そんなん言ってたらオープンできないと思ったのでネットで調べることをやめました。
前例が少ないなら僕が作ればいい。
僕という人間がこれから先、社会に対していい影響を与えていくなと銀行と信用保証協会の人に思ってもらえば出資をしてもらえるだろうと思いました。
「信用」は過去の行動や成果を評価して確かなものであると受け入れられます。
なので一人の夢しか持ってない大学生が毎月10万円以上貯金することで少しずつ信用をためました。
一方、「信頼」とはある人物に対して、未来の行動を信じて期待することを指します。
半年かけてたまった信用は未来への信頼に繋がると信じていました。
僕が夢を語ればそれは現実になると自分自信が胸を張って言えるようにこれからも毎日を全力で生き、勝ち癖をつけていきたいですね!
そうして今回、銀行さんと信用保証協会さんとの2ヶ月の交渉を重ねて1000万円の融資の内定をいただくことができました。
一つ壁をクリアできたのでプレオープンとオープンに向けてしっかりと準備を進めていきます!
僕はこれから先も誰に笑われようが夢を語って実現していきます。
そして、大人になった時に、〇〇したいんですけどどうしたらいいですかと子ども達に相談されたら「夢を語れ」と言いたいですね!笑
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
▶︎夢を語れ千葉 Yume Wo Katare Chiba
・営業時間:月曜定休日
火曜〜日曜 18:00~21:00
水曜・土曜 11:00~14:00
・住所:千葉県習志野市津田沼5-9-6 津田沼ビル102
・最寄り:京成津田沼駅徒歩5分
▶︎店主深川のプロフィール
1999 淡路島(兵庫県)で生まれる
2018 大学受験に失敗し浪人
過度の疲労とストレスで顔が動かなくなり入院
2019 順天堂大学/スポーツ健康科学部に入学
EVウイルスに感染し入院
2020 コロナウイルスの影響でオンライン授業が開始
千葉から愛媛へ移住しラーメン修行を始める
2021 1,000万円の資金調達を行う
夢を語れ千葉(ラーメン屋)を9/11にオープン