「Show your COLORS ! 〜人生の彩りはなんですか?〜」#01 Kirico
こんにちは!新米広報のCyan(シアン)です。
今日から、新しく社員インタビューの連載をはじめます!
題して、「Show your COLORS ! 〜人生の彩りはなんですか?〜」
この連載では、Cyanが毎回別の友安メンバーに、その人にとっての「人生の彩り=大切なもの、こと」を3つのキーワードで挙げてもらい、それについてインタビューを行います!
今日は第一回目なので、なぜこの連載を始めるのか、Cyanの想いからお話します。
「彩り豊かにする」というミッション
「人生の彩り」これは、私たち友安メンバーにとって大切なテーマです。
友安製作所が掲げるミッションは、「Add Colors to everyone’s Life」
言い換えると、「世界中の人たちの人生を彩り豊かにすること」です。
では私たちの目指す「彩り豊かな人生」とは、どんなものか。
それは間違いなく、人それぞれです。
私たちは、個性や価値観、趣味、趣向を、それぞれが自由に表現し、それをお互いが尊重し合えることが、彩り豊かな状態だと考えています。
私たちがお届けするインテリアやDIYの商品も、パーソナルスペースで趣味・趣向を表現することができるアイテムだと信じていますし、近年ではライフスタイルカンパニーとして、様々な事業からひとりでも多くの方の人生にアプローチしたいと思っています。
そんな友安製作所の社員として、「自分の人生の彩り」について考え、表現していくことにみんなでチャレンジしたい!そんな気持ちで、Cyanはこの連載をはじめます。
そしてタイトルの「Show your colors!」は、私が学生として参加した友安製作所の採用活動のテーマでした。私はこのメッセージを「あなたの個性を見せて?」だと理解しています。
私が友安製作所の一員として迎えられるにあたり、最初に受け取ったこのメッセージを、僭越ながら先輩方にもおくってみたいと思います。
個性豊かで、仕事の内容もバラエティーに富んでいる友安メンバーについての、小さな図鑑のような連載になることを願います。
どうぞ最後まで、楽しくお付き合いいただけますように!
<企業理念についてまとめたnoteはこちら>
#01 Kirico の彩り
記念すべき第1回にご登場いただくのは、Kirico(キリコ)。
Kirico はカーテンレールやパイプのカットを行う職人さんです。
普段は工場の一角で、お客様が希望された長さにレールやパイプをカットされているので、デスクワークがメインのCyanはお仕事ではなかなか接点がありません。
ですが、全部署で行なった新入社員研修の時から、いつも私たち新卒の様子を気にかけ気さくにお話をして下さる心強い存在です!ドキドキの第1回でしたが、そんなKiricoのおかげで楽しいインタビューになりました。
今回Kiricoが出してくれた3つのキーワードは、「お酒」「家族」「絵」。
それぞれにどんな思い入れがあるのかを聞きました。
旅と共に楽しむお酒
まずは「お酒」
日本酒、焼酎、ワイン、クラフトビールなどなど..どんなお酒も好きだというKiricoですが、一番のお気に入りは旅先で楽しむ地酒。原材料の品種や、製法の違いにより、その土地ならではの味わいを感じられるのが魅力だといいます。
色んな地域の酒蔵を訪ねることで、それぞれの個性を知ることができるそうです!若い頃から旅行が趣味だったので、そのふたつを掛け合わせて楽しめる「地酒」が最高なのだとか。
いつも美味しいお酒を飲む時間に癒されているというKiricoですが、近年は体調のこともあり、社内では心配の声が届くこともあるそうです。
身体には気をつけて、大好きなお酒と旅を、これからも楽しんでください!
家族と過ごす「今」の時間
続いてのキーワードは「家族」
Kiricoは、奥様とお母様との3人暮らし。
やはり一緒にいる時間が圧倒的に長いからこそ、自分を支えてくれる存在になっていると感じているといいます。
お母様は現在88歳。ご高齢ということもあり、日々サポートしながら、一緒にいられる時間を大切にしようと心がけているそうです。
奥様とは、買い物や美術館へ一緒に出かけたり、旅行をしたり、二人で共有できる趣味を楽しんでいるそうです。
昔から旅行が大好きで、若い頃は寝台列車に乗るのが趣味だったというKirico。お二人の新婚旅行も、「トワイライトエクスプレス」という寝台列車で行く北海道の旅だったとか!
寝台列車で北へ。なんだかロマンティックな思い出を聞かせていただきました!
自宅を彩る お気に入りの絵
最後はキーワードは「絵」
実はKiricoは、芸大文芸学部のご出身。私は今回のインタビューで初めて知ったので驚きました!芸術の分野に関心が強く、両親の反対を押し切ってまで選んだ進路だったといいます。
ご自身の専門は物書きでしたが、芸大の図書館には良い画集や美術誌がたくさんあったので、図書館を訪れてはたくさんの本を開いて、絵を眺めていたそうです。
「Kiricoというビジネスネームも、イタリア人の画家ジョルジョ・デ・キリコからとったんだよ」と、またもや初知りの情報をいただきました!
そんな絵画好きのKirico。
最近は、「自宅に絵を飾る」という新たな楽しみ方を見つけられたそうです。
きっかけは、偶然訪れた若手画家の個展で強く惹かれた1枚を購入し、お母様にプレゼントしたこと。
それまでは「気に入った絵を買う」という発想はなかったけれど、美術館での鑑賞とはまた違った良さに気づいたといいます。
自宅の壁に好きな絵があることで、気持ちが落ちついたり、お部屋のコーディネートに気を配ったり、空間に新しい彩りが生まれたそうです!
「これは最近の趣味なんだけどね」と少し照れた様子でお話してくださったのが、とても素敵だなと印象に残っています。
何歳になっても、新しい彩りを人生に加えることって、ワクワクすることなんだと教えてもらった気がします。
おわりに 〜師匠はBoss〜
今回お話を聞いたKiricoは、この20年で急速な変化を遂げてきた友安製作所の歩みを知る貴重な存在です。
40歳をすぎて事務職からの転職で、「亡き父親が長年携わっていたものづくりの仕事を自分もやってみたい」と友安製作所にやってきたKirico。
今はカーテンレールカットの職人さんですが、当初はカーテンフック製造の機械工として働いていたそうです。
そんな中、現社長Boss(ボス)がスタートさせたカーテンレールの輸入販売という新事業が軌道に乗ってきたことで、Bossが担っていたカーテンレールカットの作業を任せられるようになったといいます。
最初は注文の数も少なく、レールカットの仕事は片手間で行っていたそうですが、今では1日中たくさんのレールをカットしています。
取り扱うカーテンレールの数もどんどん増え、「会社ってこんなに劇的に大きくなるんや!」と肌で感じてきたといいます。
「Bossが頑張っている姿をずっと見てきたし、レールカットの仕事はBossから引き継いだから、私の師匠はBossなんです」
会社の変化にワクワクしながら、レールカットの仕事を極めてきたKiricoはそう語ります。
今回、社員インタビュー企画の第一弾としてKiricoにお話を聞いていく中で、ビジネスネームの由来となった趣味や、意外な経歴などたくさんの発見がありました!
また、友安製作所の歴史を物語る「カーテンレール」に携わってきたKiricoにお話を聞くことで、変革期の友安製作所についても知ることができました。
私自身がこの企画を続けていくことが楽しみになっています!
友安メンバーの人生観に迫ると同時に、色んな人の目線から会社のことを捉えていいきたいです。
今回快くインタビューを引き受けてくださったKirico、本当にありがとうございました!
連載、第二回もお楽しみに!以上、Cyanでした^^