
マネジメント職の心得を身につけたいのです。
この1年間はマネジメントを練習する年にしたい、と思っていて、最近は人間集団をいかにマネジメントするか、リーダーに求められることは何か、などについて改めてインプットしようとしている。
そんな中で、管理職の心得について記述している記事に出会った。
以下に一部を抜粋する。
管理職は何を管理するのかといえば、仕事をする「人」ではなく、仕事をする「プロセス」であり、その先にある「結果」です。結果を生み出すために必要不可欠なリソースを管理し、結果を生み出すまでのプロセスを管理します。目標設定をメンバーと一緒に行い、その目標達成のために、「いつまでに何をするか」を管理していきます。
そして目標達成が難しそうな場合は、目標を下げるか、メンバーの行動変容を促すことで、目標達成を目指すのです。
メンバーを目標達成に導くのに、管理しなくても「支援」することはできます。
「この目標を達成するには、このレベルまで持っていく必要があります。今、ネックになっていることは何ですか?僕にできるサポートがあれば、何でも言ってください」
このように、ゴールまでの障害を取り除き、あるいは足りないリソースを提供して、目標達成しやすい環境を整えていくことこそ、マネジャーの仕事なのです。
「あなたが仕事を通じて最高の自分になれるよう支えるのが私の仕事。マネジャーの私は、あなたのためにここにいますよ」
「管理職」という名前で呼ばれ、かつ人間集団のリーダーに任ぜられるような任され方をすると、「人間を管理する」という思考になりがちだが、この記事ではその認識の誤りを正してくれている。
上記の抜粋の中で、特に私が言えるようになりたいと思ったのは、最後の1文だ。こういうことを自信を持って言える人間は、カッコいいなぁと思う。
この言葉には、色々な大事な本質が含まれているような気がしている。
相手が最も良いパフォーマンスを出せるようなやり方をしようとしているところ。それだけでは足りない隙間を埋めるのが自分のやるべきことである、と認識しているところ。相手の行動やアウトプットに対して、責任を取ろうという姿勢を見せているところ。
ありがたいことに、今年の私はそういうことに意識的に取り組むことができる環境がある。主には研究室の学生集団、地元の子育てコミュニティでのキャンプ集団の2つだ。
自分の仕事に加えて、それらにどこまでコミットできるかわからないが、やってみる価値はある、と思っている。
今の自分の時間の使い方をもう一度見直して、どの時間を何に使ってどのように取り組むかについて意識的になりながら、マネジメントの練習をしていきたい、と思っている。
いいなと思ったら応援しよう!
