得意をとことん伸ばすことが賞賛される世の中であれ

こんばんは、tomoyaです。

土曜日の夜に、リラックスできる作業用BGMを聴きながら記事を書いています。

誰にも邪魔をされない一人だけの空間で、何かに没頭している時間が何よりも幸せですね。

今日も頭の中の考えを整理するために、どんどんアウトプットしていきます!

人間には、得意・不得意がある

誰もがご存知のことかと思いますが、人間は完璧な生き物ではありません。

どんなに優秀で仕事ができる人であっても、得意・不得意があります。

得意なことであれば、特に意識しなくても自然とできてしまう場合が多いため、ストレスを溜め込まずにどんどんと物事を進めていくことができます。

一方で不得意なこと(苦手なこと)は、いくら頑張ってもなかなか上達せず、周りに距離を離されてしまうこともあるため、出来ればやりたくないと考えている人も多いかもしれません。

僕の場合で言えば、得意なことはプログラミングに没頭したり、資格の勉強をしたりすることです。

得意なことと好きなことは一概に同じとは言えないかもしれませんが、ある問題に直面したとき、これまで吸収してきた知識や経験を組み合わせて、着実に解決まで導いていくプロセスが好き(得意)だったりします。

また、ある程度落ち着けるような環境であれば、短期間で集中力を高め、長時間持続させることができます。(これが度を過ぎると、飲食も忘れて10時間くらいPCの前で作業をしていたなんてこともあるので、一概に良いとは言えないかもしれませんが...笑)

その点、Webエンジニアの仕事は自分自身の性格にピッタリの仕事だと思います。

本来3日くらいかかるようなタスクを1日で消化してチームメンバーに報告したときに、「終わるの早っ!!」と驚かれたときは、「あ〜自分の得意なこと活かせてるわ〜」って心の底から感じましたね笑

しかし一方で、苦手なことももちろんあります。

得意なことについてお話した内容からもある程度推測できるかもしれませんが、自分自身の武器でもある集中力を発揮できないような環境では、パフォーマンスは大きく下がります。

苦手なことを仕事上の具体的な職種に当てはめてみると、常に誰かと会話をし続けなければならないコールセンターや営業職、または接客業といったところでしょうか。

じっくり考える猶予のない、常に臨機応変な行動が求められるカオスな環境に1日でも投げ込まれると、僕の脳内はすぐにシャットダウンしてしまうことでしょう。笑

このように人間には得意・不得意があり、その極端な度合いやバランスも大きく変わってくることでしょう。

不得意な仕事にも向き合わなければいけないこともある

可能であれば、得意なことをひたすら伸ばし続けて、不得意なことは一切やりたくないのが本音ではないかと思います。

しかし残酷なことに、社会に出ている以上は苦手なことにも取り組まないといけない機会も多々あります。

こればかりは社会に求められていることでもあるので、ある程度の忍耐力はつけておかないといけないと日々感じています。

ただ、不得意なことを無理に伸ばそうとする必要はないと個人的に思います。

僕は以前、現在働いているIT業界ではなく、電気系の技術を使った建築設備現場で保守業務に携わっていたことがありました。

現場での仕事は、客先の営業時間の都合もあり、迅速に故障対応に取り組むことが求められていました。

しかし僕自身は先ほどお話した通り、現場の騒音や工事音などが鳴り響いている環境の中で、臨機応変に仕事を進めていくのは大の苦手です。

どちらかと言えば、頭で深く考えるよりも素早く体を動かすことが求められる仕事だったため、1つ1つの行動に対して「これはどういう原理になっているんだ...?これを動かしたらどんな危険があるんだ...?」などど考えてしまう癖があった僕は、つい行動が遅くなっていたのです。

その結果一緒に仕事をしていた先輩から怒られた挙句、スパナで頭を軽く殴られたのは、今となっては良い思い出です。(良くはないか笑)

そんな僕とは裏腹に、一緒に入社した同期は、素早く手を動かしながらどんどん故障を直していってました。

この瞬間、「ストレスを溜めながら頑張って苦手なことを伸ばそうとしている人間が、最初から自然とできてしまう人間に叶うはずがない」と思ってしまったんですよね。

とても悔しいことですが、こればかりは紛れもない事実です。

しかし同時に、「苦手なことを無理に伸ばすんだったら、その時間をどんどん得意なことに使って、そこで培ったスキルが求められる環境に飛び込めば、人生もっと楽しくなるのでは?」と考えるようにもなりました。

結果的に、現在Webエンジニアとして働くことができています。

苦手なことをやろうとするとストレスがたまりますし、周りは自然とできているのに、それもできない自分が嫌になってしまうこともあるでしょう。

それが悔しくて何とか乗り越えてやろうと思うことも大事ですが、「できないことはできない」と、キッパリ諦めることも同じくらい大事だと思います。

中途半端に諦められなくてモヤモヤしている時間を、自分の得意なことに持っていくことで、どんどん人生は充実していくんじゃないかな〜と感じてます。

得意をとことん伸ばすことが賞賛される世の中であれ

タイトルの通りですが、これは僕自身の本心からの想いです。

これはあくまでも個人的な意見ですが、日本の仕事は、「得意なことも不得意なことも、ある程度何でもこなせるような何でも屋さん」のようなポジションが求められる場面が多いイメージがあります。

「得意なことは維持しつつも、不得意なことはみんなと同じくらいのレベルまで持っていくことが大事」という考えですね。

もちろんこの考え方も、組織として仕事を進めていく上でとても大切なことだと思います。

しかし同時に、得意なことをどんどん伸ばすことも、同じくらい賞賛される世の中であって欲しいと願っています。

どんな領域(分野)であったとしても、他の誰よりもずば抜けて得意なスキルを持っている人がどんどん評価されるようになってくると、それがモチベーションに繋がり、さらにクリエイティブな社会になっていくんじゃないかと信じています。

ちょっと熱くなりすぎちゃいましたね。長文失礼しました<(_ _)>

今回はここまでにしたいと思います。

それではおやすみなさい!


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