目標達成までのプロセスが大切な理由
こんにちは、tomoyaです。
最近仕事で、自分自身のメイン担当ではない領域(フロントエンド開発)のタスクにも取り組み始めたのですが、このような新しい挑戦ができる機会は貴重なので、気付いたことをアウトプットします。
新しい挑戦は全く未知の領域へ飛び込むことになるため、最初は誰でも不安になるかと思います。
「新しい環境、新しい人間関係、新しい知識、新しい経験...」
このように全てが新しいことの連続になると、当然エネルギーも使いますし、「自分はなんて無力なんだろう...」と感じながらも、毎日勉強し続けなければいけません。
しかし人間は慣れていく生き物なので、最初は怖くても、謙虚な姿勢で周りから常に吸収する姿勢を持ち続けていると、自然と今よりずっとスムーズに物事が進んでいきます。
新しいスキルの習得によってできることが増えるため、初めのうちに苦労した分だけ、成果もジワジワとついてきます。
社会では常に成果が求められ、目標達成に向けて日々努力を怠らない姿勢が求められます。
仕事を続けられるのは、苦労の末に何かを成し遂げた後に生まれる「やりがい(達成感)」があるからと考える人も多いことでしょう。(僕自身もその一人です。)
しかし一方で、目標一点突破で駆け抜けて、達成後にやりがいを感じるだけでなく、目標達成までのプロセスにも目を向けることを大切にしたいと考えています。
理由としては、目標達成までのプロセスには、苦労したことや大きく成長できたことなどを内省する多くの材料があり、結果的に自分自身の好奇心の幅を広げるきっかけになり得るからです。
好奇心の幅が広がるにつれて、「もっとこのスキルを深めたい!」といった建設的な感情が生まれ、安定感のあるモチベーションに繋がります。
目標を達成したときの達成感から生まれるポジティブな感情は、それまでの道のりが過酷であればあるほど強力でモチベーションも大きくなりますが、その先にはまた別の壁(課題や苦労など)が待ち受けている可能性が高いです。
もしここで、「達成感こそが自分自身を突き動かす唯一の原動力」であった場合、どんなに意志の強い人であっても、達成感を求めて常にフル稼働で走り続けると、いずれ消耗してしまうことになるでしょう。(終わりのない無限マラソンのような感覚でしょうか。)
しかしそんなとき、目標達成までのプロセスから生まれる新しい発見や好奇心に目を向ける意識が大切になってきます。
仮に、目標一点突破の意識を重視するケースを「目標達成型」、加えて目標達成までのプロセスにも目を向けるケースを「好奇心型(+目標達成型)」としましょう。
「目標達成型」と「好奇心型(+目標達成型)」のモチベーション状態をそれぞれ可視化してみると、以下のようなイメージでしょうか。(文字が汚くてすみません...笑)
目標達成型は達成までの道のりを最短距離で駆け抜ける、いわゆる「極力、無駄なことはしない」型であるため、途中で見つかる新しい発見に気付けないことが多くなりがちです。
しかし一方で、目標達成を念頭に置きながらも、プロセスも大切にする意識を持っていた場合、日々の中で新しい気付きが多くなります。
結果的に、「もっと知りたい!この分野面白い!」といった感情が連続的に芽生えることで、さらに好奇心に拍車をかけることができます。
好奇心は、「(誰かにやらされるわけでなく、)自発的に何かを知りたい、経験したい」という思いから生まれる感情です。
この好奇心を持つ機会が増えるほど、強力かつ持続可能なモチベーションに変化していきます。
このようなモチベーションを構築する方法を一度確立してしまえば、一時の感情に振り回されずに淡々とスキルを磨いていくことができます。
結局のところ、目標達成に集中するだけではいずれ消耗してしまうため、プロジェクト進行のプロセスの中で、良い塩梅で好奇心が生まれる経験を自発的に探すことが、業務のパフォーマンスを最大化させるコツなんじゃないかなと感じました。
それではまた!
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