大角知也|ヘルスケアイノベーター|職業:挑戦者

医療データ系スタートアップ←AI/医療DXベンチャー←ヘルスケア関連企業で新規事業 |…

大角知也|ヘルスケアイノベーター|職業:挑戦者

医療データ系スタートアップ←AI/医療DXベンチャー←ヘルスケア関連企業で新規事業 | 一般社団法人代表理事 & ヘルステック数社のアドバイザー | バンクーバー新報|👨‍🎓早稲田MBA2020卒 | ⚽フットサル好き | 🏠東京と関西2拠点生活|🏯姫路出身

最近の記事

サイロ・エフェクト

『サイロ・エフェクト』は、組織の「サイロ化」、つまり各部門が独立し過ぎて他部門との連携が欠如する状況がもたらす問題を分析した著作です。以下はそのポイントです。 サイロの定義と弊害: サイロとは、組織が縦割り構造となり、部門間での情報共有や協力が乏しくなる状況を指します。この結果、企業はイノベーションの機会を逃し、競争力を失うことがあります。 ソニーの失敗例: ソニーでは、ウォークマンの後継機種として複数のデジタル音楽プレーヤーが同時に開発され、内部競争が生じました。これが

    • EHR、PHR、遠隔診療(日本と各国の状況まとめ)

      日本でのEHR、PHR、オンライン診療ビジネスの可能性について、以下のポイントを示します。 1. EHRビジネスの可能性 市場規模の拡大: 日本では地域包括ケアシステムが進められており、医療と介護の連携が強化されています。これに伴い、EHR(電子カルテ)システムの導入が進行しており、今後さらなる需要拡大が見込まれます。特に、地域医療や多職種連携を支援する統合型のEHRシステムには大きな成長機会があります。 規制の整備: 日本政府はICTを活用した医療の効率化を強力に推進

      • 「Where Do Good Innovation Ideas Come From?」

        ネットワーク接続性 個人やグループが他の人々やリソースとどれだけつながりを持っているかを示す概念です。接続性が高いほど、多くの情報や知識にアクセスできるため、アイデア創出や問題解決において有利となります。しかし、接続性が高すぎると情報過多や影響が強すぎることで創造性が阻害される場合もあります。適度な接続性が、質の高いイノベーションに寄与するとされています。 この論文「Where Do Good Innovation Ideas Come From?」は、ジェニー・ビョークと

        • Amazon ファーマシー参入のインプリケーションまとめ

          Amazonファーマシー参入のインプリケーションに関するポイントと、今後の薬局の動向について以下の通りまとめました。 インプリケーションの5つのポイント: オンライン服薬指導プラットフォームの提供 Amazonは薬局を直接運営するのではなく、提携薬局と連携し、オンラインで服薬指導を受ける仕組みを提供している。これは薬局業界全体のオンライン対応を促進する可能性がある。 電子処方箋との連携 電子処方箋のみを利用でき、紙の処方箋は受け付けない方針。この点は医療機関に電子化のさ

          ベンチャーが未来を切り拓くためには何が必要か? ~アントレプレナーシップと資金調達と成長戦略~(QWSアカデミア早稲田大学)

          登壇させていただきます。 お申し込みお待ちしてます。 2024.10.13(日) イベント概要日付 2024/10/13(日) 時間 15:30 - 18:30 場所 CROSS PARK (SHIBUYA QWS内) 参加費 無料 定員 50名 【SHIBUYA QWSオリジナルプログラム ”QWS ACADEMIA” 】 大学と連携した「未知の問い」と出会うプログラムです。大学には多様な「問い」と向き合う学生や研究者がいます。「QWS ACADEM

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          武士や戦国時代(命をかけた戦い)から 貨幣、資本主義(お金をかけた戦い)から 何かしら違う価値観の世界に 生きてる間に、そんな世界に

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          医療機関の次なる進化 ~生成AIが拓く未来~

          一般社団法人ヘルスケアイノベーション協会として、ヘルスケアイノベーション関連の情報をお届けしています。 お問い合わせ先 一般社団法人ヘルスケアイノベーション協会 info@hc-innovation-association.org 最近の活動はこちら▼ 一般社団法人ヘルスケアイノベーション協会は、一般社団法人正しい医療知識を広める会とのコラボレーションにより、「医療従事者とビジネスの融合」をテーマにしたイベントを2024年8月25日に開催し、多くの医療従事者やビジネス関

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          慶應大医学部発バイオベンチャー ケイファーマが進める「iPS細胞技術の社会実装」とは

          医療分野におけるデータ利活用や、AIやロボットによる医療の効率化、企業連携や異業種連携による新規事業創出を通じて課題解決に取り組むイノベーターたちにインタビューする本連載。 第5回は、iPS細胞を活用した再生医療とiPS創薬による医薬品開発に取り組む慶應義塾大学医学部発バイオベンチャー、株式会社ケイファーマの代表取締役社長 福島弘明氏にお話を伺いました。聞き手は一般社団法人ヘルスケア イノベーション協会 代表理事の大角知也氏です。 大角:企業とアカデミアの間に立つ福島さん

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          プログラム医療機器(SaMD)の動向~ 国内で実施された臨床試験を中心に~

          SaMDの資料があったので参考までにシェア。 この資料では、プログラム医療機器(SaMD: Software as a Medical Device)の国内動向と、最新の規制や臨床試験の実施状況を中心に紹介しています。2023年9月には「プログラム医療機器等実用化促進パッケージ戦略2」が公表され、二段階承認制度が導入されました。これにより、リアルワールドデータを活用した効率的な薬事承認プロセスが進められ、特に治療用アプリの開発と保険適用への戦略が重要視されています。デジタル

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          製薬企業が医療情報の利活用時に求める要素

          https://www.jpma.or.jp/opir/news/072/pdf/72_3.pdf 製薬企業が医療情報の利活用時に求める要素 患者情報の追跡性 患者の治療経過や健康状態の変化を一貫して追跡できること。 多様な情報の連結 診療記録、検査結果、処方履歴など、異なる種類の医療情報を統合できること。 対象患者の代表性 収集された情報が、多様な患者集団を代表していること。 情報の標準化 異なるデータソースからの情報を統一的な形式で提供できること。 個

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          財務省から見た社会保障~ヘルスケア業界の現状と課題の整理~

          ヘルスケア業界の現状と課題の整理 現状: 全世代型社会保障制度の構築 全ての世代に対して公平に社会保障サービスを提供し、持続可能な制度の構築を目指しています​(財務省)​。 高齢化社会の進展 高齢化による受給者の増加と少子化による支え手の減少が顕著であり、医療・介護の負担が増加しています​(財務省)​。 医療費の増大 医療・介護の給付費用が増加し続け、これに伴う保険料の上昇が予想されています。診療報酬の改定や効率的なサービス提供が求められています​(財務省)​。

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          ヘルスケアスタートアップの振興・支援に関するホワイトペーパー– 健康・医療・介護の未来を拓く起業大国へ

          https://www.mhlw.go.jp/content/10807000/001268475.pdf ホワイトペーパーの内容を基に、今後のヘルスケアイノベーションのポイントを5つ挙げます。 持続的なスタートアップ支援の強化 「MEDISO2.0」の実現は、日本のヘルスケアスタートアップエコシステムの中核として機能することを目指しています。これにより、研究開発から事業化までの継続的な支援が可能となり、エコシステム全体の一貫性と信頼性を高めることが期待されます。特に、

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          恵贈御礼と感想文:インストラクショナルデザインの書籍

          恵贈御礼と感想文:インストラクショナルデザインの書籍 教育工学(Human Performance Improvement, Instructional Design)とサービス工学に基づいて事業目標を達成する教育・サービス・業務の設計を行う事により、人・組織の生産性向上を目的とした支援をされているリープ株式会社の 荒木 恵さんが執筆された『インストラクショナルデザイン 成果から逆算する“評価中心”の研修設計』をご恵贈いただき完読しました!  これまで私はMR研修や同行、

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          XYZ世代を考えるメモ段階

          私の背景 1万人と会ってきた(営業、MBA、プライベートなど) 管理職で500名マネジメント、面接400人、社内異動200人 大学生との交流、60代以上の方との活動、NPOや一般社団法人など 世の中の変化 経済:バブル崩壊、就職氷河期、テーマを与えられなかった日本、起業家(三木谷、メルカリ、)、個人(YouTube) スマホ SNS X世代、Y世代、Z世代は、アメリカで生まれた時期を基準に世代を区切ったもので、2023年現在の年齢は次のとおりです。 X世代:1960年代後

          人の成長 3E model

          人はどのように成長していくのであろうか? 勉強だけしておけば良いのか?、そうではないだろう。 本noteでは、個人の成長についての考察を展開します。特に「3E model」(経験、人との関わり、教育)を用いて、どのようにこれらが私たちの成長に影響を及ぼすかを探ります。経験が70%、人との関わりが20%、教育が10%という比率で成長に寄与していることを具体的な事例をもとに紹介します。 どのように成長していくかを考えるに際して、私が3社目の外資系企業で学んだモデルが私の中でし

          好きな言葉

          これらの言葉に共感し生きています。 人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです。そしてふと周りを見渡したときに「こんなところまで来ていたのか」と気づかされる。 アルフレッド・アドラー Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever. マハトマ・ガンジー If today were the last day of my life,