【これからのお金の教科書】お金に関する知識のアップデート
トモーロです。
今回は、田端信太郎さんの著書「これからのお金の教科書」について書いていこうと思います。
皆さんの中でもお金について悩んだり、考えたりしている方が多いのではないでしょうか。
この本は、そういった疑問に対して本音で語ってくれている1冊になっております。読み終わった後にはお金のことについて真剣に考え、行動しなければいけないとお尻を叩いてくれるような感じです。
それではいきましょう!
<本の目的>
本の中で田端さんは、「お金に関する知識をアップデートしろ」と言ってくれています。具体的に伝えたい内容は2つ。
1、自分がこの先の人生をどのように生きて、どのように稼ぎそれを使うのか?金額や使い道の固有名詞を入れてできる限り具体的に考えるべきだと言いうことです。
2、「お金」と「資本」の関係を自分ごとのように語れるようになるべきだということです。
これら2つの内容について掘り下げていきます。
<お金の支配から抜け出す>
まず1つ目の「人生をどう生きて、お金をどう稼いで、どう使うのか」についてです。
みなさんはお金についてどれくらい具体的に考えられているでしょうか。ただ漠然と「年収1000万円稼げたらいいな~」などと思ってい人もいるのではないでしょうか。
お金そのものについていつも考えたり、悩んだりしているのに全然具体的に考えておらず、自分がどんな人生を選択していきたいのか真剣に考えている人は少ないと思います。
なぜ考えられないのでしょうか。本の中で田端さんは、「明確なゴール設定ができていないから」とおっしゃっています。
「社会人で今後どんな暮らしがしたいのか?」という質問に対して明確に答えられる人は少ないといいます。つまり、ほとんどの人がお金に解像度が低いようです。
例えば、小型飛行機の操縦士のライセンスを取りたいと考えたとき、日本では800万円前後かかるのに対して、フィリピンでは300万円前後で可能だと言います。
このようにお金のことについてより真剣にかつ具体的に考え、調査や検討を重ねることでさまざまな方法で人生を考えることができます。
まずは、自分の人生とお金についてより具体的に考えるようにしましょう。
<資本を作る>
次に2つ目の「お金と資本の関係」についてです。
お金の使い方を変えることが重要です。
一見お金とは関係のないところに稼ぐためのヒントがたくさん隠されていると田端さんは語っています。
例えば、SNSのフォロワー数です。一見お金には関係ないかもしれませんが立派な資本です。お金を生み出してくれる可能性が充分にあります。
お金は追えば追うほど逃げていきます。
このことを頭に入れておかなければヒントに気づくことはできません。
コロナやリーマンショックが起きたとしても政府や中央銀行ができることは世の中にお金をばらまくことだけ。ばらまいたお金は結局、資産を大量に持っている人のところに集まってしまいます。
この原因は、皆さんのもっているバケツが小さいから。つまり、お金だけを見てしまい、資本が少ないからです。
そのため私たちがやることはお金を追うことではなく、誰かが喜ぶもの、欲しくなるものを生み出すために労力を注ぐこと。
そして資本を作るためにお金を働かせていくことが重要なのです。
<さいごに>
いかがだったでしょうか。今回は、田端信太郎さんの著書「これからのお金の教科書」を簡単に解説していきました。
「お金で買えない価値とは何か?」という問いに対して自分なりに答えを見つけていくことが人生の宿題だと著書の最後で語られています。
この言葉からわかるようにお金だけを追っていても絶対に幸せを掴むことはできません。
お金を自分の幸せのためにどのように働かせていくのか大切なのです。
ぜひそのような思考を身につけ、幸せな人生を送りましょう。
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