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新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実③我々が考えること

トモーロです。

今回も「新型コロナとワクチン知らないと不都合な真実」の解説をしていきたいと思います。

前回は、基本生産数とワクチンについて解説していきました。まだ見ていないという方は下のリンクからどうぞ。

前回、紹介した核酸ワクチンはコロナ過になる前までは、10年、20年先の話だと言われ、ヒト用に販売されたのは過去に一度もありませんでした。

さて今回の新型コロナのワクチンが核酸ワクチンですがだからこそしっかりと学ぶ必要があると私は思いました。

それではいきましょう!


【副反応はどうなのか】

みなさんが接種する上で一番気になるところが副反応ではないでしょうか。

実は、核酸ワクチン自体はSARSやMERSが流行した時に使用する試みがありました。しかし、使おうとしたタイミングで終息しつつあり、症例数が少ないことから、使用されることはなかったのです。

そこに新型コロナウイルスが到来したため、猛スピードで研究・開発がすすめられました。治験期間も大幅に短縮されました。

そして現在、治験をクリアしてヒトに対して打ち込みが始まっていますが、実際に打ち込んだ後にどのような反応が出るかははっきりとわからない。つまり、安全性も効果もこれからということになります。

それでも徐々に効果が実証されつつあり、ヒトの体でも免疫が反応することが分かってきました。しかし、長い目で見て10年後にどのような副反応が出るかということは誰にも分からないのです。

そのようなことから、これから日本でも本格的に接種が始まるわけですがワクチンを大歓迎するということは、まだ早いと思われます。

やはり、日本はどうしてもゼロリスク志向が強いため、副反応が出ると社会はパニックになる恐れがあります。日本は先進国の中でも特にワクチンに対する不信感が強い国でもあります。

このようなワクチンの状況ですが、集団免疫を自然終息を望むのであれば、理論上100万人の死者を出さなければならないのです。これらの考えを踏まえると、ワクチンの接種には少し覚悟がいるように思えます。


【ワクチンはなぜ2度打つのか】

今回の新型コロナのワクチンですが。なぜ2度打つ必要があるのか簡単に説明していきます。

まず、人間の免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」があります。どちらも人間の体にもともと備わっている免疫システムです。

自然免疫とは、浸入してきたウイルス、細菌、病原体などの相手を細かく特定せずにとにかく侵入者が入ってきたら見つけて攻撃していきます。

浸入してきたときに攻撃するまでの反応は早いのですが、最後までウイルスを制圧するまで力が持たないことがあります。

一方で、獲得免疫は特定の決まった相手を見つけてそいつを狙って攻撃していきます。病原体を非常に細かく見分けられるため、ウイルスを制圧までもっていきやすくなります。

これらの免疫システムがあり、その中には免疫記憶というものがあり、こいつが2度打つ理由のカギを握っています。

免疫記憶の記憶細胞には、メモリーB細胞とメモリーT細胞があり、これらの細胞が1回目の刺激を受けたときにたくさん増えます。

そのうち一部が記憶しながら休憩状態、レスト状態になります。次に刺激が入ると即応部隊となりすぐに反応する状態になります。既知の敵が浸入してきたときに瞬時に反応し、即座に抑え込むことができるのです。

つまり、2度打つことで完全に免疫システムを準備OK状態にしておくと斧得ておくといいかと思います。


【皆勤賞はやめるべき】

ここまで、コロナのことを中心にワクチンや免疫の話をしてきましたが、最後に現在の日本が隠さずに素早く報告できるような社会を目指していくべきだと述べられています。

必要なのは、感染した人が差別、攻撃を受けないような空気感を作り上げていくことです。悪いのは、本人ではなく病気であるということを忘れてはいけません。

そのおかげで体調不良でも無理をして仕事をしてしまうということが多くなります。日本人の悪癖でもあります。体調が悪かったらすぐに休むということが根付けば完璧でしょう。

また、信じていい情報というのは本当に少ないのです。だからこそ自分で考え、学び、自分の考えで世界をどのように見るのかと考えることが重要でなのです。

「誰かが言っていたから」という理由で判断するのはとても危険なのです。

ぜひ今回のコロナをきっかけに自分の考えを少し変えてみるのも良いのではないでしょうか。


ここまで読んでいただいてありがとうございます。この「トモーロの部屋」noteでは皆さんの学びのきっかけになるような記事、そして仕事に役立つような記事を中心に書いています。

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