FIRE~最強の早期リタイア術~③「最強の4%ルール」
トモーロです。
今回は、「FIRE~最強の早期リタイア術」の完結していきます。今回の内容は早期リタイアするためには、どれくらいの資産を築いていればいいのかということを解説していきます。
実際に早期リタイアするときって、どこから入ってくるお金でどのように生活していけばいいのでしょうか。
そのことを見ていきましょう!
前回と同様で、この記事だけ見ていただいても勉強になると思いますが、前の記事をまだ読んでいないという方は、ぜひ見ていただけたらなと思います。
それではいきましょう!
<4%ルール>
早期リタイアするために、投資をしようとしているいるけど具体的にどれくらいの資産を築けばよいのでしょうか。
その一つの基準となる数字が「4%」という数字です。いったいこの数字は何なのでしょうか。
65歳に満たない一定の貯蓄を持っている退職者100人が、ポートフォリオから毎年一定の割合の金額を引き出しつつ、残りの資金をそのまま投資した場合にどうなるかという実権を経済研究者の中で実験をした。
結論から言うと、95人の退職者が一文無しになることなく、不自由のない生活を送ることができたのでした。
問題は、次です。ではこの人達はポートフォリオからどれくらいお金を引き出しながら生活していたのでしょうか。
その数字が資産の「4%」ということです。つまり、年間の支出を資産の4%以内で生活することができれば、資産からのお金だけで暮らすことができるという仕組みなのです。
これが「4%ルール」ということです。でもなぜ、4%で大丈夫なのでしょうか。
それは、ポートフォリオからの年平均利回りが5~6%だったからということなのです。このように数字で表すとすごくシンプルですよね。
この「100人中95人」の数字をあなたはどのように捉えますか。
<リタイア後のお金の回し方>
ここからは実際に資産を築くことができたらどのようにお金を回していくのか軽く説明していきます。
まずは口座を分けます。それがバケツシステムです。主にお金を入れておく共同口座とは別に「ポートフォリオバケツ」「現金クッションバケツ」「今年の支出バケツ」の3つです。
ポートフォリオバケツは、低コストのインデックスETFに投資をする口座。現金クッションバケツは、5年分の緊急時用の準備金を入れておく口座。今年の支出口座は、今年使う予定のお金を入れておく口座です。
毎年1月に利回りからのお金を挙動恋座に入金し、利子や配当だけで今年の支出を補えるかどうか見ます。補えればそれでOKです。
補えない場合は、ポートフォリオ全体の価値が上がっていれば、最も上昇したETFを必要な分だけ売ればいい。
そして、それでも回せなければ現金クッションの準備金の1年分を使って埋め合わせをすればOKです。
ざっくりですが、このように1年ずつ回していけば、いいだけの話です。私も含めてですが、まだ資産を築けていない人が大半だと思いますので簡単に説明していきました。
<勇気をもって会社を辞める>
最後に、勇気をもって会社を辞めるという話をしていきます。最近になってブラック企業やサービス残業といったような言葉をよく聞くようになってきました。
「こんなところで一生働きたくない」「やめるのは逃げだからダメだ」と意味のないことに縛られて生きても何一つ面白くありません。
そうなったとき、やはり自分で行動するしかありません。どうやったら今の会社を辞められるか。もっと面白い仕事をするにはどうすればよいのかを本気で考えるのです。
早期リタイアにもそういった側面があると著者は言っています。それが「あと1年症候群」です。
あと1年働けばリタイア後の生活がより安泰になる。もう1年働けば...と言いながらずっと働いてしまい、結局早期リタイアできない人がいます。
しかし、勇気をもって仕事をやめてみましょう。どれだけ、その後には自分のやりがい感じるものを仕事をするのも良し、仕事をしないのもいいと思います。
大事なことは、自分の人生の主導権を握ることです。「お金を理解すれば、人生は信じられないほど気楽なものになる」最後に本で述べられている言葉です。
さあ、あなたの人生も楽しいものにしていきませんか。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。この「トモーロの部屋」noteでは皆さんの学びのきっかけになるような記事、そして仕事に役立つような記事を中心に書いています。
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