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ひっそりと、でも、確かに愛が詰まっている【散歩のたのしみ方】
今回は、秋の連続投稿チャレンジから「 #散歩日記 」のテーマです。
連続投稿も、抽選条件である4つのテーマは既に選んでいると思うのですが、「いいな」と思うお題があるとついつい書いちゃいますよね。
メンタルを整える話で必ずと言っていいほど出てくるのが「朝散歩」。ただ、買い物に行くとか、何かの目的がなくて外に出るのは苦手でした。そんなわたしも、少しずつ歩くことそのものを全身で感じるようにするなかで、見つけた散歩のたのしみ方をシェアします。
身体の感覚を大切にする
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マインドフルネス系でも、よく出てくる話。
わたしの場合は、PCの前で座っている時間が長く、股関節が痛くなりやすいこともあり、整体の先生から言われた「かかとから着地」「足のクッションを活かして歩く」ことを意識し始めたくらいから、段々歩くことそのものを感じられるようになりました。
その上で、空気の匂い、風の感触、日差しなど、身体感覚が段々クリアになってきました。そして、「太陽の光を浴びてセロトニンを生成する」という本来の目的のために、外に出ようと思えるようになってきました。
植物を観察する
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次に行ったのが、これはアートに触れるようになってからだと思いますが、植物をよく見るようになりました。色の出方、花だけでなく、葉の緑の色づきや実の付き方など、観察する時間が増えるようになりました。
Googleレンズを使う
さらに、よかったのは「気になったらすぐに調べる」習慣を活かすために、Googleレンズも併用するようになりました。
花が付いていないものや、似たような植物が多いと、少しモヤモヤするので、そういった場合は、写真を持ち帰って、植物に詳しいパートナーに聞いてみるようにしています。
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本のタイトルで知ったわたしは、本物に出逢えて感動していました。
植栽も、誰かのプレゼントだから
同時にわたしは思いました。わたしが普段撮影しているのは、公園や道端の花壇です。それは、自然に生えてきたものというよりは、誰かが植物を選定し、メンテナンスの手間なども考慮しながら、手入れをしてくださっているものでした。
そう、植栽もそこに想いの込められたプレゼントなのではないでしょうか。誰に届くかもわからない。多くの人が、そこに人の手が加わっていることすらも気づかれないかもしれない。
そのことに気づいたとき、ハッとしました。さらにそれは、きっとこうした植え込みの話だけではないのかもしれないとも思いました。
数年前に亡くなられた人間環境学部の恩師は、「背景をどれだけ想像できるか」という話をいつもされていたことを思い出しました。
そうしたことに少しずつでも気が付くようになれれば、もっと優しくなれるのではと、わたしは信じています。
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