じゃない方ゲー人による、平成ゲーム業界回顧録 #14
僕は、贔屓目に見ても良くできているK太君の企画と並んで自分の企画が優秀作として選出されたという事実に、ようやく自作への評価の実感がわき、嬉しいという気持ちと共に、自分の企画の至らなさに悔しさも覚えていた。
僕の企画書にはドラゴンへの熱い想いを胸に渾身のイラストをふんだんに盛り込んでおり、ゲームではなじみのあるファンタジー世界と相まって読み手の受けは良かったかもしれないが、純粋に企画としてみた際に練り込みが足りなかったのではないか、もっと考えられることがあったのではないかと反