小1支援学級と小2普通級の通知表。
1学期が終わり娘2人は夏休み!
終業式を終えた日。
仕事から帰ると奥さんから2人の通知表を渡された。
小2長女は普通級、小1次女は支援級(通級)。
まずは、小2長女、懇談会で釘を刺されたように、「よくできる」はなく、「できる」はちらほら、「もう少し」が多い。
特に知識、技能、思考、判断、表現がもう少し。
通知表の裏面に国が目指している「生きる力」をより具体化した3つの柱が記されていた。
この図の内2つが欠けている小2長女。
なるほど、、、
次に小1次女の支援学級の通知表を見る。
よくできる、できる、もう少しの評価基準ではなく、1学期の学校生活のようすについてぎっしり書かれていた。
支援学級で出来たことや頑張ったことなど細かい。
3段階評価で丸がつくだけの通知表よりも分かりやすく感じた。
なんだろう、、、
国の教育方針が気になった。
通知表、裏面記載の2020年の学習指導要領を調べて見る。
今までの日本の学校教育の僕のイメージは、集団主義。
そこから外れたものは取り残される。
取り残された人は個人の努力だ。
これが、昭和や平成の義務教育の僕の勝手なイメージ。
しかし、今は、個人の能力を開花させて行くような流れになって行くイメージらしい。
そして、
集団と個人の調和が重視され社会と協調していく方向になっている。
今の僕は、、、
アラフィフである僕が体験してきた学校教育では、集団主義が根強く、今も当時の学校生活を思い出しながら娘達の将来を案じている。
それは、現代的に言わせるとオワコンなのかもしれない。
学校教育が個々の部分に力を入れて行く方針であるなら、通級は個別に特化していることは間違いなさそうだ。
最近、新プロジェクトXでトットちゃんの学校が昭和にして先端の学校であると放送されていた。
国の流れがすこしづつ集団から個別へ、その一体的な移行に今はいるように思う。
僕自身が体験してきたオワコンを娘の世代に当てはめてしまわないように学校の現状を考えないといけない。
そうなると今の社会もどうだろうか、
確かに、十数年前までは、勤め先の先輩達(昭和世代)は縦社会が強く、縦服関係、僕は、その下で働いていたので先輩の言う事は、絶対であった。
(メディアがハラスメントを取り上げて縦社会が緩和しているが、まだ根強いところもあるだろう)
今、若い世代(平成生まれ、大学卒業後)と働いて感じることは、フラットな関係で、その子達は、社会に適応するスピードも速いように感じる。
そして、優しい子が多いようにも感じる。
令和の学校教育がより進み、個別性も重視されて行くなら、今後の社会は、個別性を互いに支え合う社会になって行くのかもしれない。
この時代の変化である以上、親の古い体験を容易に娘に当てはめないようにしたいが、、、
難しい、、、
(以下、参考資料)
新しい学習指導要領等について:文部科学省
https://www.mext.go.jp/content/20221223-mxt_kyoiku02-000026761_02.pdf
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